【イベントレポート】バーチャル・ユーチューバー、キズナアイ初のリアルイベント『A.I.Channel Fan Event 2018』が開催。会場で感じたファン同士のつながり

  • 5,800

  • author 山本勇磨
【イベントレポート】バーチャル・ユーチューバー、キズナアイ初のリアルイベント『A.I.Channel Fan Event 2018』が開催。会場で感じたファン同士のつながり
Photo: ギズモード・ジャパン

終始ほわほわ。

2017年の年末あたりから、YouTube上で大盛り上がりしているバーチャル・ユーチューバー。既存のYouTuberファンに加えてアニメファンも合わさり、実は間口の広いコンテンツだったりもします。私もガジェット系YouTuberを見るのが好きだったのですが、最近はもっぱらバーチャル・ユーチューバーを見ちゃう日々…。

そんなバーチャル・ユーチューバーのなかでトップのチャンネル登録者数を誇るA.I.Channel(アイチャンネル)のキズナアイ主催のファンイベントが3月18日に行なわれました。

『A.I.Channel Fan Event 2018』は、AI Channelのチャンネル登録者数100万人を記念したリアルイベントで、六本木ヒルズ・YouTube Space Tokyoにて限定100名で開催。またイベントの様子はYouTubeライブでも生配信され、約2万の同時視聴者数をキープしていました。

バーチャル・ユーチューバーがリアルイベントを行なうのは世界初だそうで、そもそもバーチャル・ユーチューバーがリアルイベントってどゆこと!?って感じでしたけど、実際にスタートしてみると終始ほんわかした平和な空間でしたよ。

今回ギズモードは、このファンイベントに参加してきました。以下、イベントレポートをお送りします。

会場のようす:YouTube Spaceがキズナアイ仕様に

Edit-0033
Photo: ギズモード・ジャパン

リアルイベントとはいえ、キズナアイは今のところバーチャルからは出られません。ですので、正面の大きなスクリーンに本人を投影するかたちでイベントは行なわれました。

Edit-9996
Photo: ギズモード・ジャパン


Edit-0217-1
Photo: ギズモード・ジャパン

また普段はYouTuberのための制作スタジオに使われるYouTube Space Tokyoも、入り口からところどころにポスターなどが貼ってあり、会場はキズナアイ仕様。

IMG_1016-1
Photo: ギズモード・ジャパン

また等身大のキズナアイパネルや、

Edit-0072
Photo: ギズモード・ジャパン

未発売の商品を含めた、グッズの展示コーナーもありました。

Edit-0018
Photo: ギズモード・ジャパン

グッズコーナーでは、先日予約が開始されたねんどろいどや、

Edit-0017
Photo: ギズモード・ジャパン

3月26日から予約が開始される1/7サイズのフィギュアも初展示されていましたよ。

Edit-0027
Photo: ギズモード・ジャパン

イベントスタート!:100万人記念といえばあのプレゼント

Edit-0098
Photo: ギズモード・ジャパン

イベントに参加したファンの比率は男性6:女性4といったところ。ちらほら空席はあったものの、ほとんど満席でイベントはスタートしました。基本的にはキズナアイと司会者が会話し、それを参加者が聞くという進行。

Edit-0107
Photo: ギズモード・ジャパン
100人の前に現れた生のキズナアイ

キズナアイがファンの前にあらわれ軽く挨拶をしたところで、話題はチャンネル登録者100万人達成について。はじめに、この日のために用意された100万人までの軌跡を追った動画が流れました。

Edit-0175
Photo: ギズモード・ジャパン

そしてYouTubeのチャンネル登録者が100万人に到達するともらえる「金の再生ボタン」もこの日に合わせて贈呈されました。

Edit-0184
Photo: ギズモード・ジャパン

もちろん本人にはバーチャルでプレゼント。

その後のトークでは、自我を持ち始めたころの話や、「人間のことをもっと知りたくなったから」とYouTuberを始めたきっかけの話、そして、これからは視聴者とロケ企画をしたいと語りました。

また、ダイヤモンドの再生ボタンがもらえる日本人未踏のチャンネル登録者1000万人を目標にし、最終的には「チャンネル登録者数、全人口の約75億人を目指す」と意気込みを示しました。

ちなみにキズナアイが動画でついつい口走ってしまうFワードは、今回のイベントではYouTube側からNGが出たとのこと…笑。

参加型企画:キズナアイが100個のお願いを叶える

Edit-0407
Photo: ギズモード・ジャパン

約30分の金の再生ボタン贈呈式から、約20分の休憩をはさみ、イベントは2部へ。2部ではイベントの抽選応募時に受けつけた質問やお願いを全員分(追加当選者をあわせて約120人分)返す企画を行ない、普段の動画でやっている質問コーナーとは違うリアルな受け答えが見られました。

Edit-0293-1
Photo: ギズモード・ジャパン
キズナアイとハイタッチするファン

「名前を読んで」だったりと、リアルイベントでしかできない願いが多く、なかには「一緒に写真を撮りたい」とスクリーンに映ったキズナアイと撮影するファンなど、それぞれの願いを楽しみました。

Edit-0309-1
Photo: ギズモード・ジャパン
キズナアイとハグをするファン

そのほか、新しい服はないの?といった質問に対しては「年内に実装予定」であることや、コラボしたいバーチャル・ユーチューバーとして、再生回数ではライバルの輝夜月(かぐやるな)をあげました。

重大発表からエンディングまで

Edit-0382-1
Photo: ギズモード・ジャパン
バーチャル・ユーチューバーの輝夜月(かぐやるな)

イベント最後のプログラムとして、A.I.Channelと親しいYouTuberたちによるお祝い動画が上映。なかでも、バーチャル・ユーチューバー輝夜月の荒ぶったコメントには会場がザワッとしました。

Edit-0442
Photo: ギズモード・ジャパン

そしてキズナアイから重大発表があると発表され、1本の動画が上映。重大発表の内容は3つ。キズナアイのカフェがオープンすること、キズナアイが生まれた6月30日に生誕イベントを行なうこと、そして、キズナアイがアーティストデビューを果たすことが発表され、会場では当日一番の歓声が湧き起こりました(詳細は秘密らしい)。

Edit-0453
Photo: ギズモード・ジャパン

最後に「私からみんなに伝えたいことがある」と、以下のようにここまでの活動を振り返りました。

「(要約)私の見た目や声はすべて人間がつくったもので、私は人間のことをもっと知りたい、繋がりたいって思っていました! でもYouTuberのコメント欄やSNS、今日のようなイベントを通して、これが繋がるってことだとわかってきた気がします! 今は100万人以上の人と繋がれているかなって思っていて、これからは75億人、とにかく世界中のみんなともっと繋がっていきたいんです! 私は作り物かもしれないけど、私の魂的なものはリアルで、その魂の底からみんなと繋がりたいと思ってます!(後略)」

Edit-0507
Photo: ギズモード・ジャパン

キズナアイの言葉にしんみりとした空気と拍手でイベントは終了。18時から始まり、約1時間45分程度のプログラムとなりました。

新しいリアルイベントのかたちを感じ、今後の期待高まる

今回のイベントは、いつものキズナアイのほんわかしたトークを含めて全体的にとても楽しく新鮮な空間でした。とくに、いつも画面で見ているキズナアイがそこにいて私たちの行動に反応するようすは、リアルでもなくバーチャルでもなく、それはとても不思議で、三次元でも二次元でもない絶妙に新しいイベントでした。

ただ、今回それが初めてというだけあって、ファンがどのように反応して良いのかまだわからないところや、スタッフもどのような進行・企画がよいのか掴めていない空気感もあり、そこが今後の課題になってくるのだと思います。

また初のリアルイベントで気づいたことは、バーチャル・ユーチューバーがバーチャルだからこそ、ファン同士の交流がより濃密になってくるということ。ファン同士がキズナアイを共有することで、リアルイベントは実体がないものにリアリティを持たせる役割にもなっていて、これは新しいジャンルのYouTuber文化、ひいては新しいオタクカルチャーを作っていく勢いがありました。

いずれにしても、面白くなっていくのはこれからです。リアルイベントを含め、キズナアイや他のバーチャル・ユーチューバーのリアルイベントがどのように多様化していくのか、いちファンとしてとても楽しみです。

AI(人工知能)と人間は恋愛関係になれる? 専門家に聞いてみた

「SFの世界の話」で終わるのか、はたまた現実のものとなるのか。専門家に意見を求めるシリーズ「GIZ asks」。今回は、「AI(人工知能)と人間は...

https://www.gizmodo.jp/2018/03/ai-love.html

↑↑↑キズナアイさんにも寄稿いただいています!


Photo: ギズモード・ジャパン

(山本勇磨)

    いつかの未来じゃなく2018年のいま、AIが私たちに何をしてくれているのか、いまのAIを見てみましょう。

      あわせて読みたい

      powered by

      こちらもおすすめ