Xマウント史上、最大級。
「レンズがいいよね」と言われることが多い富士フイルムのXシリーズ。「でもボディに手ぶれ補正がないからなあ」と言われることも多かった富士フイルムのXシリーズ。
ご安心ください。最新モデルの「X-H1」には手ぶれ補正が入っています!

また200Mbpsの4K動画撮影機能、24bit/48KHzの録音機能などを備え、動画スキーな方々と相性抜群です。

ジンバルを使った撮影もアピールしていました。開放で使っても気持ちいい富士フイルムのf1.4やf2の単焦点レンズでブレなく美しい映像が撮れるというなら、マイクロフォーサーズ陣ではなく、α7S系でもなく、こっちに行ってみたいと思う方もいるでしょう。

X-H1は従来機と比較してマウント部が強化されました。プロの現場で使われている大型のシネレンズ対策とのこと。

とはいってもMK50-135mm T2.9のXマウント版は、見た目よりもはるかに軽くてびっくりですよ。富士フイルムはもともとEマウント、PLマウント対応のシネレンズを作り続けてきましたから、今後はX-H1に合わせたシネレンズが次々と登場するのでしょうね。

スチル撮影がメインの人にとってもX-H1はいい相棒となってくれそう。グリップが大型化して握りやすくなりましたし、右肩のモニタがみやすいんですよ。
フイルムカメラ的なUIを採用していたXシリーズは、マニュアルライクな操作性が気持ち良かった。そしてX-H1はテイストを色濃く残しながら、現在の設定状態が確認しやすいUIへと進化しました。

被写体と向き合い、じっくりと撮影するならX-T2やX-E3でもいいでしょう。しかし突発的な瞬間を捉えたいのであれば、X-H1がに軍配が上がるかな。重く、大きくなったボディはむしろご褒美。手ぶれ補正機能と構えやすいボディの相乗効果で、安定した撮影ができるでしょうから。
Photo: 武者良太
Source: 富士フイルム
(武者良太)