通常5GBが200GBに。
Apple(アップル)が今日、アメリカのシカゴで開いたイベントは、かねての情報通り教育にフォーカスしたものでした。なので学生さんにはいくつかうれしいお知らせがあったんですが、そのひとつはiCloudのストレージが、200GB無料になる!というもの。通常なら無料では5GBしかもらえないiCloudが200GBになるって、かなりお得感あります。
ただしこれは単に学生であることを証明すればいいわけじゃないんで、注意が必要。トップ画像の右上に小さく「For Schools!」とあるように、対象は学校が発行するApple IDのユーザーです。Appleは今日の発表でもあったように教育機関向けのいろんなサービスを展開していて、この無料iCloudもそういったサービスを利用している学校ならば使える、ということです。
なので無料ストレージを使いたい学生さんは、先生にAppleのサービス使って!とお願いするのがよさそうですね。
ただ、今回のイベントでAppleが強く意識していたと思われるのは、アメリカの教育機関で高いシェアを持っているGoogle(グーグル)のChromebookです。で、Googleも学校に対してAppleと同じようなサービスを提供していて、しかもストレージは無料。iPadやMacBookをどんどん売りたいAppleとしては、これからさらにサービスを増強していかなきゃいけないんじゃないでしょうか。
Image: Apple
Source: 9to5Mac, TechCrunch, Google
(福田ミホ)