この色味はこのiPadにしかナッシング。
3月28日0時から行なわれたApple(アップル)の発表イベントにて、新型iPad(第6世代)が発表されました。細かな仕様や価格は以下の記事にゆずるとして、この記事では2017年のiPad(第5世代)から何が変わったのかをまとめます(変わって欲しかったけど変わらなかったところも含む)。
Apple Pencilに対応
今回の発表イベントは「教育」にフォーカスした内容となり、そのなかでiPadが発表されました。つまりこれは教育現場用のiPadというわけです。であれば文字を書くスタイラスが必要になるわけで、iPad 第6世代では新たにApple Pencilに対応しました。
プロセッサがA9からA10へ
iPad 第5世代はiPhone 6sと同じA9プロセッサでしたが、第6世代にはiPhone 7と同じA10 Fusionプロセッサが搭載されました。FusionというのはA10から採用されたサイドネーム的なものなので気にしなくて大丈夫です。
Appleによると、A10 Fusionにより「これまでより40%速いCPU性能と50%速いグラフィックス性能を提供」するとのこと。
大きさ・重さは変わらず
iPad 第5世代は、iPad Air 2の後継モデルでありながらも、iPad Air 2と比べて本体が厚く・重くなりました。今回の第6世代も、第5世代からそのサイズは変わっていません。また第5世代と同様に、ディスプレイのフルラミネーション加工と反射防止加工もありません。
iPad 第6世代
・本体厚み:7.5mm
・本体重量(Wi-Fiモデル):469g
(Wi-Fi Cellularモデル):478g
・フルラミネーションディスプレイ
なし
・反射防止コーティング
なし
・ストレージ
32GB, 128GB
価格も変わらず…
今回のiPadは299ドル/3万5800円(税別)から販売されます。ただしこれは、教職員が学生など、一部の人のみが対象。一般のユーザーは、第5世代のiPadと同じ329ドル/3万7800円 (税別)で購入することになります。ちなみにディスカウント対象の方はApple Pencilも1,000円ディスカウントの9,800円(税別)で購入できます。
「ゴールド」の色味が若干変わる
ゴールドカラーの色味が若干変わり、iPhone 8と同じようなブロンズっぽい金色になりました。

まだ実機での比較は見れていないのですが、iPhone 7からiPhone 8になったときのような違いがあるのではないでしょうか?

変わったところはこれくらいでした。あとは基本的に第5世代と同じと思っていただいて大丈夫です。
はたして、液晶面とディスプレイガラスに少し隙間があるフルラミネーション加工なしのiPadに対して、Apple Pencilの書き心地は良いのか?など、使ってみて調べたいことが多い新製品です。とはいえApple Pencilが使えるようになっただけでもコスパは高く、これまでApple Pencilを使いたいがためにiPad Proを購入していた方は、これに乗り換えるのも十分アリですね。
オンラインストアでは今日から予約可能。最短で3月30日に届きます。