映画『LOGAN/ローガン』のVFX裏側映像。ローガンのクローン「X-24」は想像を絶する作り込みだった!

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  • author 岡本玄介
映画『LOGAN/ローガン』のVFX裏側映像。ローガンのクローン「X-24」は想像を絶する作り込みだった!
Image: Image Engine/vimeo via Gizmodo US

顔のテキスチャーがビローンと伸びてます。

年老いたX-MENのウルヴァリンことローガンと、プロフェッサーX、そしてローラと名付けられたミュータント少女X-23のロードムービー『LOGAN/ローガン』。老いた2人がなんとも現実的で、これまでアクションだらけだった『X-MEN』シリーズとは一線を画すスピン・オフ作品です。

一行を道中で襲うのは、ローガンのそっくりなクローンのX-24。実はヒュー・ジャックマンによる二役ではなく、体格の似たスタントマンにジャックマンのデジタル・テキスチャーを貼り付けたVFX合成だったのです。

眼球にまでこだわって作られたデジタル・ジャックマンが、どのように顔をすげ替えられているのか見てみましょう。

Video: Image Engine/vimeo

このVFXを制作したのは、Image Engineというスタジオ。

ヒュー・ジャックマンの顔やさまざま表情をデータとして取り込み、さらにはあらゆる方向から光源を当てて陰影の付き方もデータ化。それらを3Dモデルとして完全再現できるようにします。さらには、細かな表情も任意で生み出すことができ、眼球に当たるハイライトも再現。超細かい部分ですが、目の輝きひとつで表情が生きたり死んだりするんですよね。

まさかここまで作り込んでいるだなんて、驚きの連続でした。

かつてはAIによって、映画『マン・オブ・スティール』に出演する女優エイミー・アダムスの顔を丸々ニコラス・ケイジにすげ替えてしまった「ディープフェイク」映像もありましたが……人間がこだわって作り上げるものも凄まじいですし、あまりに自然ですよね。さすが現代のハリウッド映画という貫禄です。

このVFXが気になった方は、Image Engineが手掛けたそのたのシーンのVFX、そしてまた別のスタジオRising Sun PicturesによるVFXもぜひチェックしてみてください。


Image: vimeo
Source: vimeo via Art of VFX

Andrew Liszewski - Gizmodo io9[原文
岡本玄介