バーチャルユーチューバーに続いて、バーチャルアナウンサーまで!
NHKの深夜ニュース番組「ニュースチェック11」は、4月から番組内でAIアナウンサーを起用することを発表しました。アナウンサーの名前は「ニュースのヨミ子」さん。公式ページではそのお姿をチラ見することができました。

あれ、この人ってコップのフチに居る人なんじゃ…。
と、妙な既視感を感じたのですが、どうやら「コップのフチ子さん」の原案者、タナカカツキさんによるデザインであるとのこと。ああ、そりゃ見たことあるわけだ。
日刊スポーツによりますと、3DCGで描かれたヨミ子さんは、平昌五輪で結果を読みあげる「ロボット実況」の技術をベースに開発。女子アナによる音声収録を機械学習させているため、最新ニュースも読むことができるとのこと。また、スマホに住んでいて、ネットの話題をよく知っている。…という「設定」。NHKが「〜〜という設定」という概念を出してくるあたり、個人的にドツボです。
ニュースチェック11はNHK総合で、月曜〜金曜の午後11時15分から。ヨミ子さんは4月4日から毎週水曜日に「ヨミ子のニュース」でリポーターとして登場し、コーナーでは主にネット上の話題をリポートするようですよ。はたしてどんな声なのか、AI学習はどんな精度なのか、そしてどんなリアクションをしてくれるのか。そしてどのくらい攻めた内容でくるのか…!
NHKの新しい取り組みと、新女子アナの活躍。 身構えつつ、当日を楽しみに待ってみます。
Image: mayrum/Shutterstock.com, NHK
Source: 日刊スポーツ, NHK
(小暮ひさのり)