日産、EVのバッテリーを再利用して街灯にするプロジェクトを始動
Image: 日産

日産、EVのバッテリーを再利用して街灯にするプロジェクトを始動

もっとサスティナブルな未来を目指して。

EVに搭載されているバッテリーがクルマを走らせるために使えるのは、一説には8~10年ほどだそうです。ではその役目を終えたら寿命か、というとそうでもなくて、バッテリーは他の用途にリユースすることができます。

日産自動車はフォーアールエナジー株式会社と共にEVに搭載されていたバッテリーの新たな使い道として、バッテリーを再利用した街灯「THE REBORN LIGHT」プロジェクトを発表しました。

Video: 日産自動車株式会社 / YouTube

Reborn Lightは土台部分に日産リーフの中古バッテリーを内蔵し、天辺にはソーラーパネルを搭載した高さ4.2メートルのLEDライト。日産のプレスリリースによれば「電線やコンセントを全く必要としない、完全オフグリッドで点灯する外灯」ということで、その名のとおりクルマを走らせる役目を終えたバッテリーが明かりを灯すために生まれ変わったわけです。

日産いわく、まずは東日本大震災からの復興に向けて新しいインフラを必要とする福島県浪江町の町内各所に、Reborn Lightを設置するとのこと。「電源のない地域に住む人々は世界の人口17%にものぼる」そうで、送電のない地域のインフラを整えるのはもちろん、災害時などでの活用が期待されます。

また、同社はEVの普及によって「バッテリーの多量生産、多量廃棄という問題に直面すること」を懸念しており、バッテリーを再利用していくための第一歩がこのプロジェクトなんだとか。

日産以外にも、BMWはクルマ100台から集めた2,600個のバッテリーモジュールを使って2.8メガワットの蓄電システムをドイツのハンブルクに作り、ルノーはポルト・サント島にスマート電力エコシステムを展開しはじめています。


Image: 日産, YouTube
Source: 日産(1 & 2)via Digital Trends(1 & 2), Renault

(たもり)

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