スティーヴン・ソダーバーグ監督プロデュース。サイボーグ化が精神を変える近未来SFスリラー映画『PERFECT』
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スティーヴン・ソダーバーグ監督プロデュース。サイボーグ化が精神を変える近未来SFスリラー映画『PERFECT』

機械の身体は精神にどのような影響をもたらすのか?

映画『オーシャンズ11』シリーズで知られるスティーヴン・ソダーバーグ監督。HBOミニシリーズ『モザイク』では、スマフォ用アプリで自分なりのトレイラーを組み立てるという、斬新なプロモーションを監修したこともありました。

そんなソダーバーグ監督、実はプロデュース作品もけっこうあったりします。そしてこのたび、彼がプロデュースするのは、青年が自ら進んで機械の身体を手に入れようとする近未来SFスリラー『PERFECT』

Video: New Trailer Buzz/YouTube

これは3月10日から18日まで行なわれているテックと音楽の祭典ことSXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)にて公開された予告編です。

現実世界に近いSF世界が舞台で繰り広げられるこの物語。あらすじはこのような感じです。

暴力的な過去を持つ青年ヴェセル13が、無機質で冷たい家に訪れる。ここは身体に特殊なインプラントを直接埋め込むと宣伝しているクリニックで、彼はそれに惹かれてやってきたのだ。患者はここで身体を機械に変えられるが、心もまた大きく変化する。

インプラントは彼が持つ暗く倒錯した幻影を癒やしてくれた。しかし身体に大きな代償を支払わせることになった。彼は完璧を求めるあまり、インプラントを埋め込み続ける。しかし想像していた精神状態とは、かけ離れたものに変わったことを自覚し始めるのだった。

トレイラー冒頭で見られるように、暴力的な過去とはガールフレンドを無残に殺害したことでしょう。映像的には1992年の映画『バーチャル・ウォーズ』のような懐かしいVR画面もあり、『エクス・マキナ』のようなサイボーグ化もあり。ストーリー的には「近付くな」と警告された美少女サラ(『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でフラジールを演じたコートニー・イートン)と親密になりつつ、青年ヴェセル13はどんどんサイボーグ化が進んでいくようです。

白い衣装の美女マザー(『エンジェル ウォーズ』でスイートピーを演じたアビー・コーニッシュ)は「世界にはこの完璧さが必要だ」と語っていますが、ヴェセル13の最終形態はどうなるのか? そして変わり果てた精神はどのようになるのか? いずれも気になりますね。

音楽は、SFディストピア映画『Kuso』でメガホンを取ったフライング・ロータスが参加。監督は『Kuso』でプロデューサーを務めたエディー・アルカザー。

アメリカでは3月11日から公開されていますが、ぜひとも日本でも公開して欲しいですね。


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岡本玄介

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