どんなシーンでも、レンズ交換必要なし。
ソニーの「RX10M4」、24-600mmという高倍率ズームと高速連写がすごいことになってました。

正直なところ「コンデジではないレンズ一体型カメラってどうなの?」と思っていましたが、触ってみて納得。これ一台あれば、なんでも撮れるんです。
24mm~600mmなんて、レンズ交換式だったら一体何本レンズが必要なのか。そして何十万、何百万円とかかることか。

24mmの広角から…。

600mm。

レンズ自体もめちゃくちゃ伸びます。

ちなみに電源を入れると自動的にレンズがせり出します。この状態で24mm。
ちょっと不恰好なのが気になりますが、ルックスを気にして使うカメラではないと思います。

絞りはレンズ部で調節可能。
そしてこのRX10M4を「なんでも撮れるカメラ」にしているのが、高速AFと連写性能の組み合わせ。なんと、最高約24コマ/秒。映画が24コマ/秒で作られていることを思えば、もはや動画です。

というわけで、連写した写真を並べて動画にしてみました。

元の写真はこちら。
iPhoneのバースト感覚でこのクオリティーの写真を連写できてしまいます。

連写していると枚数がハンパじゃないことになるので、再生画面でもフォルダ分けのような工夫がなされています。
うん、バーストですね。

高倍率ズームとAF/連写性能により「もうこれ一台で良くない?」という感じのRX10M4。
思わず手に取りたくなるカメラかと言われたらいまいちですが、撮ることを最優先に作られたような潔さも感じます。
「プロがサブ機としてカメラバッグに入れておけば安心間違いなし」そんな一台ではないでしょうか。
Photo: 照沼健太
Source: SONY
(照沼健太)