Teslaが旧型「モデルS」のリコールを発表。パワステの安全性を見直すため(追記あり)
Image: Hadrian / Shutterstock.com

Teslaが旧型「モデルS」のリコールを発表。パワステの安全性を見直すため(追記あり)

重ステは二の腕の引き締めに効果がありそうですが。

3月29日のこと、電気自動車メーカーのTeslaは、旧型モデルSのハンドルの回転を補助する「パワーステアリング」の安全性を見直すためリコールを始めると発表しました。

内容は「車が腐食性の高い環境下に長期間置かれると、パワーステアリングモーターを車に固定しているボルトが弱くなる可能性がある」というもの。寒冷地で路上に塩を撒いている場所で発生しやすいのだそうです。

もしボルトが落ちても、運転手は運転を続けることができます。しかしパワステ補助機能が弱まるのでハンドルが重くなります。低速運転や縦列駐車などでのハンドル操作が大変になりますが、あまりハンドルに力を使わない高速運転には影響しません

「問題が起こっていなければそのまま運転を続けて構わない」としています。テスラは、修理の準備が整った段階で、モデルSの所有者に通知すると伝えています。

モデルSが登場したのは2012年。それから6年でボルトが落ちるほどの腐食するのは、かなり過酷な環境下にないと起こらなさそうな気がします。2016年4月以前に製造した12万3,000台がリコール対象ですが、現在この件で事故や怪我などの報告はないようです。

国家運輸安全委員会は、先日カリフォルニア州で起こった死亡事故についても調査を進めています。あれはモデルXがコントロールを失ったのが原因のようですが…。今回のボルト問題と関係があるかどうか、気になるところです。

追記(4/1):リコールの内容について、「パワステを固定するボルトに過大な腐食が確認された」と説明しておりましたが、正しくは「車が腐食性の高い環境下に長期間置かれると、パワーステアリングモーターを車に固定しているボルトが弱くなる可能性がある」という内容であったため、修正いたしました。


Hadrian / Shutterstock.com
Source: THE VERGE

岡本玄介

あわせて読みたい

    powered by

    こちらもおすすめ