まさかオーディンの眼帯もCGだったとは。
映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』にて、登場するなりソーのトレードマークでもあるハンマー「ムジョルニア」を片手で粉砕した、ソーの姉ヘラ。
握り潰すシーンはホンの一瞬ですが、激しく放電しながら破壊されるその瞬間には、たくさんのVFXが使われているのです。
他にもアチコチでアレコレが合成されている事がわかる、メイキング映像をご覧ください。
ヘラを演じたケイト・ブランシェットは、一応右手でムジョルニアを持って撮影されていたものの……肩からゴッソリ消されてCGになっていたんですね。そしてムジョルニア粉砕シーンは、もう背景からしてCG。ヒビ割れていくムジョルニアにさまざまなエフェクトが重ねられ、粉砕直後に飛び散る雷から目を背けるソーとロキもまたCGだったのです。
以前の記事では、役者本人の動きに合わせてCGモデルが演技をしたり、ヴァルキリーの回想シーンが斬新な手法で撮影されていたりと、とにかくVFXネタの宝庫とも言える『マイティ・ソー バトルロイヤル』。
VFXを手掛けたのは、『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』や『LOGAN/ローガン』のクローン「X-24」を細かく作り込んだスタジオImage Engineによるものでした。次はどんなVFXの裏側が飛び出すでしょうか?
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Beth Elderkin - Gizmodo io9[原文]
岡本玄介)