ユナイテッド航空、今度はカンザスに届けるはずの犬を日本に届けてしまう

  • 8,755

  • author 中川真知子
ユナイテッド航空、今度はカンザスに届けるはずの犬を日本に届けてしまう
Image: Akimov Igor/Shutterstock

飛行機に乗せるのが怖くなる。

このところスキャンダル続きユナイテッド航空。少し前に機内持ち込みされた10ヶ月のフレンチブルドッグを乗客に頭上キャビネットに入れるように指示して、到着した頃には死窒息死していた、なんていうことがありましたが、今度はペットの取り違えミスを起こしてしまい、米カンザスに届けられるはずだったジャーマン・シェパードが成田(日本)にやってきたそうです。

取り違えられたのは、日本に来るはずだったグレート・デーン。どちらも大型犬ではありますが、超大型種で特徴も全く違うグレート・デーンと間違えるとは…(もうちょっと犬のこと知っておこうよ)。

カンザス空港で愛犬アーゴーちゃんとの再会を楽しみにしていた飼い主のカーラ・スウィンドルさんは、アーゴーちゃんが乗っていなかったことを知り泣き崩れてパニックになったそうです。「彼ら(ユナイテッド航空)はアーゴーがどこにいるのか、飛行機が成田に到着するまで把握していなかったんです」。

アーゴーは10歳。飼育環境に左右されるので一概にこうとは断言できませんが、大型犬は小型犬と比較すると短命と考えられています。つまりジャーマン・シェパードであるアーゴーはかなりの老犬で、しかも初フライトだったので勝手もわからず肉体的にも精神的にも大きな負担がかかったであろうと考えられます。

また、アーゴーは耳に炎症があり投薬の必要がありましたが、このミスのせいで3日間もケアできませんでした。

幸い、どちらのわんちゃんも無事に飼い主の元に送り届けられ、今は落ち着いているとのことですが、ストレスの影響が後々出てこないことを祈るばかりです。

というのも、私はアメリカから日本に愛犬を運んだことがあるのですが、その際に過度のストレスがかかったらしく直後からてんかんを発症したんです。飛行機での移動は私たちが想像しているよりも動物にとって負担で、移動が終わって落ち着いてから何かしらの問題が見つかるというのは珍しくないと獣医師に言われ、無理して日本に連れてきたことを後悔しました(動物愛護のボランティア仲間から「面倒見るから犬は置いていったほうがいい」と忠告されていたんです)。

ここ最近、エモーショナル・サポート・アニマルを巡っての問題が話題になりますが、ペットの輸送のありかた全般を根本的に見直す時期なのかもしれません。


Image: Shutterstock

Tom Mckay - Gizmodo US[原文
中川真知子

gather round 特集ページ

あわせて読みたい

powered by

こちらもおすすめ