Blackmagic Designさんのいうポケットってなにかね!とツッコミたいサイズですけど。
4K60pの動画が一気にカジュアルなものとなるかもしれません。Blackmagic Designの新作、「Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K」によって。4K60pや120fpsのフルHD撮影が可能な一眼ミラーレスボディなのに、お値段14万7800円ですもん。GH5Sの半額くらいですもん。
センサーはフォーサーズで、レンズマウントもマイクロフォーサーズ。

だから解放から明晰でキリッとしたオリンパスのPROレンズとか使えちゃう。前モデルのBlackmagic Pocket Cinema Cameraもマイクロフォーサーズマウントでしたが、センサーサイズが小くて広角に弱かったんですよね。

背面のディスプレイは驚きの5インチタッチスクリーン。デュアルネイティブISOにも対応しています。高感度時のノイズを抑えるだけではなく、HDR撮影も行えます。12Vの外部電源を使っての撮りっぱなし、USB Type-C対応ストレージへの映像データ書き出しなども備えています。
上面部も含めてフィジカルなボタンばかりでホイール系のコントローラは1つだけ。露出やホワイトバランスを決めてからじっくりと撮影する、プロ仕様の動画カメラならではの作りといえるでしょう。

民間人にとっては優しくないカメラでしょう。でも4K60p美しい動画を大量に撮り残したい。4K YouTuberになりたいという願いは叶えてくれるでしょう。内蔵ステレオマイクも大きいし、要ファンタム電源なマイクも接続できるコネクタも持っていますし、音声方面においても隙はありませんから。
Image: Blackmagic Design
Source: Blackmagic Design
(武者良太)