来場客用ではないようです。超ザンネン!
2009年に公開され、2780億円ほどの興行成績を収めた映画『アバター』。フロリダ州オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内には、2017年よりその世界を再現したテーマパーク「パンドラ ザ・ワールド・オブ・アバター」が建造されてます。
これからその園内には、人力で動くエグゾ・スケルトン型スーツが闊歩するようになるのだそうです。
劇中で見られるAMPスーツではなく、科学者たちがこの世界を探索するために制作した(という体の)このスーツ。ガイド役を務める人たちがこれを操り、来場客に見落としがちな生態系などについて解説してくれるのです。
デザイン的には『エイリアン2』でリプリーが乗ったパワーローダーのようですが、中身は人体機能拡張ギア「スケルトニクス」とほぼ同じ感じですね。
そのデザインは、ジェームズ・キャメロン監督のライトストーム・エンターテイメントが作ったものを基に、ディズニー・パークス・ライヴ・エンターテイメントと、マイケル・カリー・スタジオ、そしてウォルト・ディズニー・イマジニアリングのチームが手掛けました。
面白いことに、一見ガイドさんが座っているように見えてその脚はニセモノとなっています。まるでハロウィーンの創作コスチュームのように、人間の脚は隠れてロボットの太ももの中にあるのです。それにスーツの両手にある指も、握ったり人差し指を立てたりと人間の動きを再現できるように精巧にできています。
これが実際に園内を歩いている姿を見てみたいものです。願わくば、お土産屋さんで現物が売られていたら最高なんですけどねぇ?
Image: YouTube
Source: YouTube via Disney Parks Blog
Andrew Liszewski - Gizmodo io9[原文]
(岡本玄介)