僕らが憧れた冒険の旅へ! 『ドラゴンクエストVR』で大魔王を倒して世界を救ってきた

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  • author 小暮ひさのり
僕らが憧れた冒険の旅へ! 『ドラゴンクエストVR』で大魔王を倒して世界を救ってきた
Photo: ささきたかし

2018年、ようやく。ようやくです。

ようやく、僕らは冒険の世界に旅立てるようになったのです。2018年4月27日から新宿にある、VR ZONE SHINJUKUで体験型VRアトラクション『ドラゴンクエストVR』が始まります。今回はメディア向け先行体験にお邪魔して、幸運にも一足先にドラゴンクエストVRを体験することができました。

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Photo: ささきたかし

これまでもドラクエの体験型ゲームはありましたが、『ドラゴンクエストVR』は画面の中に映し出された世界に向かって剣を振るなんてレベルじゃありません。自分自身が冒険の世界へ! ヴァーチャルながらリアルな冒険へ、ドラクエ世界へ通じる旅の扉へと足を踏み入れるような体験でした。

Video: ギズモード・ジャパン/YouTube

職業を決めて冒険に旅立とう!

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photo: ささきたかし

まず行なうのがパーティー決めです。参加者は体験前のガイダンスエリアで、名前や性別、職業を決めます。パーティーは4人で、職業は「戦士」「魔法使い」「僧侶」からの選択制。ただし、僧侶は必ず欲しくて、戦士も二人は欲しいとのこと。なお、僕は魔法使いを選びましたよ。

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Photo: ささきたかし

体験では、まず背中にPCを背負い、それぞれの武器や防具となるコントローラーを装着します。顔には「HTC VIVE」とヘッドホンを装備して完成。ちょっと近未来的な感じですが、これがこの世界においての冒険者スタイル。対象年齢は7歳以上で身長制限はありません。ただ、背負うPCは10kg程度あります。ややずっしり感。

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Photo: ささきたかし

アトラクション内部はダンススタジオのような広い空間です。絵面的には殺風景な空間にロボチックな4人が放り出されている奇妙な構図ですが、体験している僕からすると、


「すげえ! 王様が魔王倒してこいって言ってる! この王様はメラで焼けるかな!?」

「やべえ! 世界広い! 冒険始まった! すげえ!」

「スライム来た! ドラキー来た! 魔法出た!すげえ! やべえ!」


と、ひたすらすげえ! やべえ! を連呼するというライターにあるまじきスタイルでした。だってドラクエの世界が広がっていて、何度聞いたかわからないあの思い出の曲が流れているんですもん。盛り上がるなって言うのは無理です。あと、人生で初めてのルーラ移動を味わうことができました。ルーラってこんな感覚なんですね。

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Photo: ©ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.©BANDAI NAMCO Amusement Inc.

VRヘッドセットから見える世界はこのような感じです。

ちなみに、世界のモチーフは「ドラクエⅢ」ですが、完全にドラクエⅢ世界を再現しているわけではなく、あくまでもモチーフといった感じですね。

チームワークが必要!襲いくるモンスターを剣や魔法で撃退!

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Photo: ささきたかし

バトルは周囲からモンスターがどんどん襲ってくるので、それを倒していくといったスタイルです。戦闘中には動き回る範囲は少なく、迎え撃つという形。VR耐性の低い僕でも酔わずに楽しめましたよ。

戦闘スタイルとしては、戦士が攻撃を防ぎながら剣で応戦。魔法使いは後ろからバイキルトを戦士にかけて攻撃力UPと、メラやヒャドで攻撃。僧侶は回復と、合間にバギと、前衛・後衛の役割がきちんと設けられています

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Photo: ささきたかし

ちなみに、魔法使いの魔法は左手を空間にかざすと3つの魔法陣が表示され、右手の杖で魔法陣を選択して魔法を放つというコマンドとなります。魔法の選択後に放たず「タメ」ておくと魔法のグレードが上がります。たとえば、メラをタメるとメラミ、さらにタメるとメラゾーマにエフェクトも威力もアップしますよ。

なお、今後このアトラクションを体験する人へのアドバイスとしては、魔法を放つ時は必ず魔法の名前を叫びましょう。これは絶対です。

「俺に任せろ! 食らえ! メラゾォォォォーーーーーマッ!」

くらい言えるとモアベターです。

ちなみに体験中の様子を外からみるとこんな感じです。

自然と自分の役割がわかる、素晴らしいゲームデザイン

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Photo: ささきたかし

戦っているうちになぜ、戦士が二人で僧侶が必要なのかもわかりました。

まず戦士はいわゆるタンクの役割をします。敵からの攻撃を2回食らうと死んでしまうので、剣で敵を叩くという行動だけでなく、盾で攻撃から味方を守ることが非常に重要です。

そして減ったHPをホイミで回復し、ザオリクで蘇生できるのは僧侶だけ。なので僧侶も必須というわけですね。魔法使いは必須じゃないけど、守って貰いつつ、サポート魔法や遠距離攻撃できる重要なポジション。つまり、僕らがドラクエで学んだパーティプレイの基本がこの体験に詰まっているんです。

そしてこのお互いの役割が自然と身につくゲームデザインが本当に秀逸です。

今回の体験の中で、後ろから敵が登場するシーンで、自然と前衛と後衛が位置を変えたんです。この場で初めて顔を合わせた人々が、打ち合わせもなしに!


前衛は、後衛を守らにゃいかん!

後衛は、前衛をサポートしなきゃ!


と、自然と意思疎通して動き合う。僕らはまるで長年冒険してきた歴戦のパーティのようになっていたんです。

敵の攻撃から必死に後衛を守る戦士。守られながら攻撃やサポートに奮闘する魔法使い、僧侶。この守ってもらえるというのは、本当に嬉しいですね! 思わず戦士様の勇姿にキュンキュンしてしまいました

後衛としてのアドバイスとしては、状況に慣れ始めると、後衛という位置からは敵の行動やどちらから敵が向かってくるのかもよくわかるので、僧侶や魔法使いが司令塔となって、声を掛け合うといいですね。僕は「魔法使いはパーティの中で一番クールでなきゃならねえ」というマトリフ師匠の教えを思い出しながら、奮闘しておりました。

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Photo: ささきたかし

何かの儀式のような構図ですが、最後は力を合わせて、無事に大魔王を撃破できましたよ! 冒険の旅は15分程度でしたが、冒険を終えた後はやりきった感。そして世界を救ったんだ…! 感が凄かったですね。あえて言い切りますけど、この体験はドラクエⅢ世代は絶対に感動します

ドラゴンクエストVR』、すでに5月中まで予約が埋まっているようですが、5月以降も体験は続くとのこと。タイミングを見て是非、冒険の旅へと旅立ってみてください。

Video: BANDAI NAMCO Amusement Channel/YouTube

子どもの頃、誰もが木の棒を剣や杖にして旅した空想世界へ…。

ドラゴンクエストVR』では、あのワクワクがまた味わえます!


©ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
©SUGIYAMA KOBO
©BANDAI NAMCO Amusement Inc.
Image: ギズモード・ジャパン
Source: VR ZONE SHINJUKU, ドラゴンクエストVR, YouTube

(小暮ひさのり)

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