もう乗れるロボットだこれ!
Segway(セグウェイ)社のロボット部門Segway Roboticsが、「Loomo」なる新しい移動ロボットを2016年に発表しました。そして、時は流れ2018年4月、IndiegogoにてLoomoの資金調達が始まりました。その未来志向な動きのすごいのなんの。
車も自転車もスケートボードもそうですが、乗り物は移動先についたら駐車するか持ち歩かなくてはなりません。でもLoomoは、降りたあとに人のうしろを自動で付いてくるんです。赤外線センサーと超音波センサーで障害物もスイスイ避けるよう。乗ってても降りてもハンズフリーとか、ほんと未来。

Loomoの目となるのは、3軸スタビライザー付きの1080pカメラと、深度センサーや魚眼カメラがパッケージされたIntel RealSenseカメラ。もちろんカメラなのでアプリ側からシャッターをきったり、ジェスチャー認識を使ったジェスチャーシャッターなんかも使用可能。音声認識には5つのマイクを使用し、音声コマンドや周辺音を認識します。
さーらーに、アプリでラジコン操作もできて、Loomo視点の映像もアプリでストリーミングできます。このサイズのロボットを動かすカタルシスといったら、想像しただけで大人が喜べるやつだ。
こちらは今年1月に行なわれたCES 2018で展示されていた様子。うしろを付いていくときはちゃんと人を避けていますね。搭乗時はSBV(Self-Balancing Vehicle)モード、それ以外のときはロボットモードと切り替わるようです。

航続距離は約35km、最大時速はSBVモードで18km/h、ロボットモードで8km/h。バッテリーは329Whで、約3時間で満充電できるとのこと。ここまで来るともう乗り物というか専属ロボというか、そのうち変形とかしだすんじゃなかろうか。好きになるからやめてほしい。
日本への発送は残念ながら行なっていませんが、値段は1,399ドル(約15万円、アーリーバード価格)の出資からと性能のわりにはお手ごろ。乗れて、撮れて、動かせるウォーリー。国内に来るのはいつですか。いつですか!