Appleはあなたをどこまで知ってる? GDPR適用でこれまで収集したユーザーデータを全てダウンロード可能に
Image: Justin Sullivan/Getty Images

Appleはあなたをどこまで知ってる? GDPR適用でこれまで収集したユーザーデータを全てダウンロード可能に

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日記みたいな感じかな。

最近、自分が登録しているSNSやアプリやメールアドレスから「GDPRに対応するためにプライバシー・ポリシーが変更しました」「新しいプライバシー・ポリシーに同意してください」といった通知をたくさん受け取っていませんか?

これは、GDPRが5月25日に施行開始されたからです。「一般データ保護規則(General Data Protection Regulation)」こと、GDPRは欧州を対象にしたユーザーのデータ保護を強めるための規則。DIGIDAY[日本版]では次のように紹介しています。

欧州経済領域(EEA)域内に属する人間(各国民だけでなく、旅行者、短期滞在者も含む)の個人データ(名前、住所、電話番号だけでなく、クッキーやIPアドレスも含む)を扱う際は、いままでにないほど厳密な管理を求められるだけでなく、それに違反した場合、罰則金が最高1700万ポンド(約24億円)にも及ぶことが注目を集めてきた。また、この法律の影響が及ぶ範囲は、EU関連国内の企業だけではない。全世界において、GDPRの対象となる人物の個人データを収集する企業には、同様の対応が求められる。

欧州ユーザーが対象なものの、グローバル企業のほぼ全てがその対応に追われています。そんな中アップルが先日ローンチしたのがこの新しいプライバシー関連のウェブサイト。ヨーロッパのユーザーのみが対象になっているようですが、これまでアップルが収集したユーザーデータを全部ダウンロードして確認できる仕様になっています。

Instagram(インスタグラム)も先日、同様のサービスを発表しています。ユーザーがこれまで投稿した写真、「いいね!」した写真、そして送信したメッセージといったデータをダウンロードできるものです。Facebook(フェイスブック)も同じく。ただ、Facebookの場合は顔認識や位置データといった情報も含まれているのが特徴です。そしてアップルからダウンロードできるデータにはアップルミュージック、アプリ・ストア、連絡先、カレンダー、ノート、そしてアップルIDアカウントといったサービス関連のものが含まれます。

Appleは「これらの機能を数ヶ月以内に全世界の顧客対象に提供するつもりです」と述べているので、ヨーロッパに限らず、全世界にこのサービスが拡大される予定みたいですよ。

Q&Aセクションではダウンロードのプロセスを説明しています。全てのデータを永久に削除するオプションもあり、こちらは全世界で利用が可能だそうです。データを永久に削除することができるのは安心ですね。申請して承認されるまで7日間ほどかかるとのこと。削除した場合はいかなる方法を持ってしても復元はできないと警告されています。

長年にわたって複数のデバイスやサービスを通して蓄積されたデータ全てを確認することはかなり難しいと思われます。それでも、世界最大のテック企業のひとつが、自分に関するデータをどの程度持っているのか確認できるのはありがたいですね。

ダウンロードしたデータの取り扱いにはご注意を〜。


Image: Getty Images
Source: DIGIDAY[日本版], 9to5mac, Facebook, Apple, Mashable

David Turner - Gizmodo US[原文
(塚本 紺)

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