ちょっと工場行ってくるわ!
と、未来のお買い物おばちゃんスクーターみたいなこれは、BMWが開発している「パーソナルムーバー」のコンセプト。BMWは自動車メーカーとしてだけではなく、「テクノロジー企業」としても成長しています。そのテクノロジーを活用したソリューションとしてBMWの公式ブログで発表されたのが、工場用の乗り物です。
最長で12キロメートルにも及ぶという、広大なBMWグループの工場や物流センター。そこをパーツや作業道具を持って移動しないとならない従業員を手助け…いや足助けしてくれるマシンです。

ボディプラットフォームは幅60×長さ80cmで、人が快適に立てるサイズ。後部コーナーの2つのホイールが駆動し、フロントのサポートホイールは360°回転するため、操縦性も良いとのこと。
1回の充電で約20〜30km走れて、BMW i3と同様にブレーキングエネルギーをバッテリーに回収するといったテクノロジーも搭載されていますよ。シンプルな見た目ながら、なにげにハイテクですね!
そしてスピードはなんと最高25 km/hまで出るそうです。深夜に従業員カップが開催される職場じゃないとは思いますけど、もしやるならぜひ中継を。

ちなみに、このコンセプトを見たギズモード編集部からは「築地っぽい」という指摘がありました。よくわからなかったけど、「築地」「乗り物」でイメージ検索したらなるほどガッテン。確かに築地感ありますね…。
よし、このコンセプトが実現された暁には「ツキジ」と呼ぶことにしましょうか。
Image: BMW Blog
Source: BMW Blog, Googleイメージ検索
(小暮ひさのり)