化かさないでね。
もはや生活に欠かせないアプリのひとつとなったGoogleマップ。Googleマップのおかげで旅行先でも迷わなくなりましたよね。地図やガイドブックも必要なくなり、複雑な外国の町でも安心…と言いたいところですが、ニューヨークやパリなど複雑な通りが交差している町では、ちょっとマップの見方で迷うことがあります。
ニューヨークはどこに行くにも地下鉄ですが、地下鉄を出た瞬間にGoogleマップを見て「こっちの方向に歩くのか?それともこっち?」と迷うことは日常茶飯事です。慣れれば方角もすぐにわかるようになりますが、細い道や斜めの道が何本も交差している場合は「どこで曲がれば良いのだ?」と考えてしまいます。
そんななか、先日のGoogle I/O 2018で発表されたのがGoogle MapsにAR機能搭載のデモ。こちらの画像を見ていただければすぐにわかります。これは確かに迷わない!

それだけじゃありません、多くの人々の心を鷲掴みにしたのが、AR機能に登場するキツネさんです。キツネさんが画面上に現れて「こっちに曲がるんだよ」といった表情で道を誘導してくれるんです。可愛すぎます。
日本人的には「キツネの道案内」と言われると「それ騙されるやつでしょ」と身構えてしまいますが、そんなことはなさそうです。デモはスマホ画面になっていますが、これがスマートグラスで見られるようになったらもうかなりのペット感が出るのではないでしょうか。Googleなので4月1日のエイプリルフールの日だけキツネがピカチュウに化ける、なんて遊び心も発揮してくれたりするのでしょうか。うーん、もちろんデモなので実際に搭載されるかはまだわかりませんが、楽しみです。
残念ながらこのナビ・ペットのキツネさんに関する情報はこの動画のみ。これがデモ版だけに登場のアイデアで実用化されなかったら私はかなり悲しみますよ...
Image: Google
Source: YouTube
Harrison Weber - Gizmodo US[原文]
(塚本 紺)