自分にぴったりの入浴方法を教えてくれる。お風呂をIoT化するロボット「fuuron」

  • author 岡本玄介
自分にぴったりの入浴方法を教えてくれる。お風呂をIoT化するロボット「fuuron」
Image: 新建ハウジング

広告代理店がロボット?

意外にも保育園の運営もしている博報堂が、今度はロボットを開発しました。ロボットといっても手脚があるものではなく、暖かいお風呂に浮かべて最適な温度や入浴時間をお知らせしてくれるもの。

この「fuuron」はお湯に浮かべると自動で電源が入り、ぬるくなれば内蔵LEDが青く、熱ければ赤く光ります。そして毎日の入浴記録をクラウドに保存し、スマートフォンで管理して健康や美容に役立てられるようになるのです。

Video: お風呂IoT fuuron/YouTube

お風呂研究の第一人者である、東京都市大学の早坂信哉教授が監修したfuuronは、いくつかのモードが設定できるようになっています。たとえば「美肌モード」だと、長湯による肌からのセラミド流出などを防ぐ適切な湯温と入浴時間を知らせてくれ、ほかにもユーザーの設定に合わせたモードや、「花粉症モード」、「ダイエットモード」などがあります。

さらには年間約19,000人という、高齢者に多い入浴中の事故を防止するべく、fuuronが長い間のお風呂に浮いていると「見守り機能」が発動。これにより登録された家族のスマートフォンにお知らせが発信されるようになっています。

また親御さんが子供とお風呂に入る場合も、fuuronはLEDが光るおもちゃに早変わり。子どもが飽きずに入浴するプログラムが用意されているので、毎日お風呂に入る習慣が身に付くことでしょう。

fuuronによって得られたデータは、東京都市大学と東海大学がクラウド上で収集。これらの学校と博報堂がビッグデータとして解析すると共に、今後の入浴環境などについて情報を発信するなどの役に立てるとのことです。

fuuronは2018年度中に協業パートナーを募り、 2019年度の販売を目指すとのことです。老若男女まで、お風呂好きの皆さんはご自宅にひとつ浮かべてみてはいかがでしょうか?


Image: 博報堂
Source: YouTube, 博報堂

岡本玄介