ゴジラ映画がひとつのユニバースに。でも『シン・ゴジラ2』はなさそう
Image: (C)2016 TOHO CO.,LTD.

ゴジラ映画がひとつのユニバースに。でも『シン・ゴジラ2』はなさそう

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派生作品も有名な怪獣もたくさんありますからね。

『シン・ゴジラ』にアニメ映画『GODZILLA 怪獣惑星』3部作など、1954年から2018年の今でも系譜作品が続いている『ゴジラ』。東宝は2014年にハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』が大当たりしたのを機に、「ゴジラ戦略会議」という部署を設けました。そこで編み出した「シェアード・ユニバース」という大きな世界観の中で、モスラやキングギドラなどの怪獣を主役にした映画制作もアリというふうに考えているようです。

NIKKEI STYLEでは、「チーフ・ゴジラ・オフィサー」を務める映像本部映像事業部長の大田圭二さんが、今後のコンテンツについて話しています。

大田さんは、マーベルが「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)」でやっているように、独立した各作品の主人公が互いにクロスオーバーするのと同じく、長期目線で「ゴジラワールド」を作っていきたいとのこと。

かつては海外の商品化権をレジェンダリー・ピクチャーズとワーナー・ブラザースが所有していたことで、東宝は海外でグッズやゲームなどを展開できずにいたところを、今は全権利を東宝が持つことになったので自由に何でもできるようになったそうです。そして従来のタイアップにあった、「ゴジラ単体でしか使用を認めない」などのルールも無くし、もっと緩く、幅広い層にファンを広げようという考えにシフトしています。

映画の展開は、2018年にアニメ映画の第2章と第3章が公開され、次いでレジェンダリーが生み出した「モンスター・バース構想」の下に、2019年にモスラやラドンが登場する『ゴジラ2』を、2020年にはキングコングと対決する『ゴジラ3』を公開する予定でいます。さらには2021年以降も、「最低でも2年に1本、できれば年1本のペースで途切れないようにゴジラ映画を公開していこうと、今、戦略を考えているところ」とのこと。

ちなみに『シン・ゴジラ』については、このようにコメントしています。

『シン・ゴジラ』がヒットしたから『シン・ゴジラ2』を作ろう、というような場当たり的な考え方ではなく、長期で通用するような世界観を考えて、ゴジラワールドを作っていきたい

んんん。『シン・ゴジラ』は謎めいた終わり方をしましたし、あのあとどうなったのかも気になるところなのですが……。

今でこそ映画やドラマシリーズの「ユニバース化」は当たり前になりましたが、昔のゴジラ映画はそういう概念がなくてもユニバースみたいなものでしたよね。映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』でいきなりズッコケた「ダーク・ユニバース」と事情が違い、すでに長い歴史と多くの作品を持つ『ゴジラ』なら、現代の世で改めてユニバースとして上手くやっていけそうに思います。


Image: (C)2016 TOHO CO.,LTD.
Source: Godzilla-Movies via NIKKEI STYLE

Julie Muncy - Gizmodo US[原文
岡本玄介

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