Lenovo Mirage Solo ハンズオン:スタンドアローン型VRが手軽すぎて、もうこれ正解すぎて
Photo: ギズモード・ジャパン

Lenovo Mirage Solo ハンズオン:スタンドアローン型VRが手軽すぎて、もうこれ正解すぎて

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生活に溶け込むVRデバイス。そう言って差し支えないかと。

満を持して国内にやってきた、PCとの接続もスマホも必要としないのスタンドアローン型VRデバイス「Lenovo Mirage Solo with Daydream(以下、Mirage Solo)」。セッティングらしいセッティングもほとんど不要で、かぶって起動して即仮想現実の手軽さは、これまでのVRデバイスを過去のものにするポテンシャルを秘めてるとか秘めてないとか。

今回は、5月11日の発売を前にMirgage Soloを触る機会を得たので、ハンズオンと参りましょうぞ。

外観チェック:価格にふさわしいガッシリしたデザイン

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Photo: ギズモード・ジャパン

おさらいしておくと、まずMirage Soloの価格は5万1200円。スペックは、2,560×1,440px(WQHD)の解像度、110度の視野角、Snapdragon 835内蔵、そしてGoogle WorldSenseによる6DoF(前後、横、上下移動の検知)に対応しています。このあたりの仕様がどう活きてくるか、そしてフリーダムなVR体験は実際どれほどにフリーダムなのか注目したいところ。

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Photo: ギズモード・ジャパン

シャレオツな箱を開けると、シンプルに収まった本体がお目見え。Daydreamコントローラーも同梱されています。

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本体前面にはインサイドアウト方式(外部センサーを必要としない方式)で位置をトラッキングするためのカメラが。プレイ中にココを触ったり拭いたりすると位置がズレることがありました。まぁ、普段のプレイ中に触る必要はまずないでしょう。

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額と後頭部を支えるクッションは布製。クッションは結構厚めなので、後頭部のダイヤルでホールドする際はもう1、2段階ギュっとできます。

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色も作りも似ているPS VRと比較してみました。ゴーグルが角張っているせいか、Mirage Soloのほうが前重心になっているようです。サイドや後ろがスッキリしてるから、余計にね。

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下から見た部分の比較。メガネをしたまま装着できる奥行きは確保されています。

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電源、音量調整ボタン、3.5mmのイヤホンジャックはゴーグル右側、microSDカードスロットと充電のためのUSB Type-Cは左側に集約。布製のLenovoタグも良い感じです。

いざ装着

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装着するとこのように。やはり見た目通り前重心寄りですが、付け心地の安定感は良好です。6DoFらしくあちこち動いてみても、ヘッドマウントがそうズレることはありませんでした。後頭部のダイヤルホールドを遠慮せずにギュっと締めるのがコツですね、これは。付属のイヤホンも邪魔にならない短さで良い感じ。

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操作に使うDaydreamコントローラーは、すでに販売されているものと同じ仕様。DayDream Viewに同梱されているコントローラーとはボタン部分の作りが違うみたいですが(ボタンの凹凸、クリック感に違いがある)、モノとしては同じっぽいです。

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起動するとまずはホーム画面が表示され、そこから好きなコンテンツをコントローラーで選んでいくという流れ。コンテンツはGoogle Playストアで手軽に購入できますし、アプリ管理や環境設定についてはAndroidとほぼ同じ操作感です。今回は試せませんでしたが、画面録画も可能とのこと。

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コントローラーを銃として使うVRゾンビシューティングをプレイ中。ヘッドショットができるゲームなので、両手でしっかり狙ってます(ゲーム中にこの持ち方を推奨されました)。っていうかDaydreamコントローラーの精度がめちゃめちゃ良いです。解像度も十分だし、これはエイムゲーが捗ってしまうことがわかりました。

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ケーブルレスですから、立ったり座ったりも自分のタイミングでOK。見回すタイプのゲームは立ってプレイしたほうがやりやすいけど、まったり系のコンテンツは座って味わいたいですからね。ケーブルに繋がったVRデバイスが家庭用ハードだとしたら、Mirage Soloは携帯機、いやむしろ両刀イケるニンテンドースイッチという感じでしょうか。

箱から出して、装着して、ボタンを押して起動。この流れがだいたい30秒とかそれくらい(とにかく起動がめちゃくちゃ早い)なんですけど、当たり前に手軽すぎて、手軽さの恩恵に気付かないくらいでした。ケーブルを繋ぐなどのセットアップのセの字もないし、「よし、VRやるか」みたいな心構えをすることなく、パっと遊んでパっと中断できます。この使用感はVRコンテンツの楽しみ方をガラリと変えてしまう気がしますよ。おおげさでなく。

デュアル魚眼レンズの「Mirage Camera」ハンズオン

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もう1つ、Mirage Soloと同時に発表された「Lenovo Mirage Camera with Daydream(以下、Mirage Camera)」もハンズオンしていきます。デュアル魚眼レンズを搭載した上下左右180度が撮影できるカメラで、Googleが提唱する半分サイズのVR「VR180」のコンテンツを簡単に作れるのがウリです。

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Photo: ギズモード・ジャパン

できることもすごくシンプルで、写真動画ライブストリーミング撮影の3つだけ。背面モニターもないですからね。じゃあどこに価値があるのかというと、まずは写真がめっちゃ立体的に撮れます。二眼レンズゆえ、人の目に近い視差を再現できるんです。Mirage Cameraで撮影した180度写真と一般的なVR写真(Thetaで撮影)を見比べてみましたが、プリントされた風景写真と実際の景色を見比べるくらいレベルの違いがあります。もちろん、写真の確認にはVR環境が必要なのですが(今回はMirage Soloで確認)、今までに見たことがない不思議な写真が撮れます。

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動画撮影も試してみましたが、360度だと後ろまで振り向かないといけないところを、180度だとその必要もなし。360度映像のようにインタラクティブに楽しむというより、しっかり記録媒体として使えるなと感じました。手ブレ補正もあるし4K画質だし、そのへんも文句なし。

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Photo: ギズモード・ジャパン

そしてMirage Cameraで撮影したデータは、microSDに記録したり、そのままGoogle Photoにアップロードもできるので、Mirage Soloですぐに確認できることがミソなんです。

「VR撮影ができるからといっても、VRコンテンツ自体が手軽に味わえるわけではない」。今までならこういう理屈だったんですけど、そこを超手軽にしたのがMirage SoloとMirage Cameraなのかなーと。たとえば我が子の成長やペットの様子をMirage Cameraで撮影しておけば、Mirage Soloを使って手軽にその現場にトリップできるとか、そういう使用感はかなり未来的な気がします。一家に一台VR時代か……。

Lenovo Mirage Soloは5万1200円、Mirage Cameraは3万5800円。ともに2018年5月11日(金)発売予定です。もう、VRデバイスは全部このスタイルが正解な気がします。だってこの手軽さですもの。


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Source: レノボジャパン

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