使い方に無限の可能性を感じる。MIT開発の、化学反応でふくらむエアバッグ
Image: MIT Media Lab/YouTube

使い方に無限の可能性を感じる。MIT開発の、化学反応でふくらむエアバッグ

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何に使えるのか、夢もふくらみます。

かつてプログラミングでトランスフォームする折り紙を発明したMITメディアラボが新たな試みを手がけています。それが、化学物質の反応による発泡でふくらむエアバッグ「Auto-inflatables」。

エアバッグといっても、自動車に仕込まれた大きなクッションというわけではありません。手のひらサイズだったり帯のように長かったり、自由な形にデザインすることができます。ちょっとした刺激を与えることで化学反応を起こし、バッグがふくらむ仕組みに。

Video: MIT Media Lab/YouTube

化学反応に使われるのは重曹(重炭酸ナトリウム)とクエン酸。意外と私たちにとっても身近な物質ですが、これらを混ぜ合わせることで二酸化炭素が発生するんだそう。この現象を利用することで、薄くて小さく、柔らかい入れ物をふくらませる仕組みになっています。ちなみに、ふくらむ速度(1:44〜)は調合比率によって変わるようです。

映像(00:59〜)のように、バッグの間をクランプで挟めば複雑な形状にふくらませることも可能です。さまざまな形状と組み合わせたり、ねじってバッグを小さく折り畳んでおくこともできるんですよね。

型押しや縫製などパターンを刻んでおけば、表面に幾何学的な凸凹を作り出すことができます。これなら強度も増しそう。

研究チームは、シミュレーションツールを使ってさまざまな形状のバッグをテストしました。ふくらまない部分を残す混合型もあれば、ちょっと複雑な形状なんかでも試されています。

実用的な例としては、包帯のような絆創膏が登場(2:42〜)。この技術、さらに応用できそうですし、あらゆる分野で使うことができる予感がします。たとえば耐久性の高い布に閉じ込めれば、買って家に持ち帰ってからふくらませるマットレスやクッションができるかも。また、簡易的な自動車のジャッキや旅客機の緊急用滑り台、救命ボートなど、幅広い可能性がありそうです。


Image: YouTube
Source: YouTube via mit media lab

岡本玄介

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