Xiaomiの新型スマホ「Mi 8」シリーズは、スナドラチップも見えるスケスケデザイン!

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  • author 塚本直樹
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Xiaomiの新型スマホ「Mi 8」シリーズは、スナドラチップも見えるスケスケデザイン!
Image: Xiaomi

強いXiaomiが帰ってきた!

ここ最近スマートフォン市場での存在感が低下していた中国のXiaomi(シャオミ)。しかし、インド市場に注力してかなりのシェアを獲得したり、スマホ関連のウェアラブル市場ではAppleに次いで好調だったり、元祖ベゼルレススマホの新型「Mi MiX 2S」を投入するなど、復活の狼煙を上げていました。

そんなXiaomiは本日、北京のイベントにて3機種の新型スマートフォン「Mi 8/Mi 8 SE/Mi 8 Explorer Edition」を発表。Xiaomi初のノッチつきスマホでも変わらず、安価でエッジーなプロダクトを作りあげています。

とくに、上画像のフラッグシップモデル「Mi 8 Explorer Edition」がすごいです。背面にスケルトンのパーツを採用し、Snapdragonプロセッサが丸見えという攻めたデザイン。先日のHTC U12も透明パネルを採用しましたが、チップのロゴまで見えてしまうってのは物欲をそそってくれますね。

また外見だけでなく中身もモリモリですよ。感圧式の画面下指紋認証3D顔認証機能を盛り込んだ端末に仕上がっています。Xiaomiによると、iPhone Xのように顔の凹凸までスキャンする3D顔認証は、Androidスマホで初の搭載だそう。

Mi 8 Explorer Editionは、6.21インチ/2,248×1,080px解像度の有機ELディスプレイを搭載し、RAMは8GBで内蔵ストレージは128GB、プロセッサはSnapdragon 845を採用。カメラは、背面に焦点距離が違う1200万画素のカメラが2つ、前面に2000万画素のカメラが1つ。しかも、これで3,699元(約6万3000円)ですからね。なんとお安い!

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Image: Xiaomi

スタンダードモデルの「Mi 8」も3D顔認証を搭載しますが、ディスプレイ下指紋認証機能は搭載しません。代わりに背面の指紋認証センサーがつきます。またこちらもSnapdragon 845を搭載し、RAMは6GBとちょいスペックダウン。

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Image: Xiaomi

そして某社の小型モデルのネーミングを連想させる「Mi 8 SE」は、5.88インチの有機ELディスプレイを搭載したモデル。3D顔認証はなしです。

こちらの特徴は、先日発表された新しい700番台のSnapdragon(Snapdragon 710)を搭載してることでしょうか。また背面カメラは1200画素+500万画素でフロントカメラは2000万画素と、Explorer Editionに迫る十分な性能を達成しています。

3つのスマートフォンはそれぞれ、Mi 8 Explorer Editionが3,699元(約6万3000円)、Mi 8が2,699元(約4万6000円)、Mi 8 SEは1,799元(約3万1000円)で中国市場向けに投入されます。Mi 8は6月5日、Mi 8 SEは6月8日、Mi 8 Explorer Editonはその後の発売を予定。なお、世界市場での発売日や価格は発表されていません。


Image: Xiaomi
Source: The Verge, The Next Web

(塚本直樹)