7年越しの決着。特許訴訟でAppleとSamsungが和解
Image: Peter Macdiarmid/Getty Images News/ゲッティ イメージズ

7年越しの決着。特許訴訟でAppleとSamsungが和解

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2011年、スティーブ・ジョブズが亡くなる少し前のことでした。

ロイターは、Apple(アップル)とSamsung(サムスン)が、スマホのデザイン特許(意匠権)侵害を巡る訴訟で和解したことを報じています。7年間続いた、テック業界のなかで歴史に残る訴訟バトル。ついに、ついに終わりの瞬間を迎えました…。

2011年から続く訴訟バトル

事の発端は、2011年。SamsungのスマホとタブレットがAppleの製品を「そのまま」模倣しているとして、AppleがSamsungを訴えたところから始まりました。こちら2011年当時の記事です。

「Galaxyはパクリ」とアップル提訴。サムスンは「法的手段で対抗する」

https://www.gizmodo.jp/2011/04/galaxyvsiphone.html

そして2012年にはAppleの勝訴となり、Samsungへの9億3000万ドルの賠償責任が認められます。ティム・クックCEO自身が社内に勝利を誇るメールを送ったり、Samsung側もカウンターを放ったりと、法廷の外でもドロドロなバチバチ状態。当然、Samsungが控訴することになります。

2018年まで長引く要因となったSamsungの主張

そして控訴後の判決で、2015年にはSamsungが5億4800万ドルの支払いに合意。しかしながら、3億9900万の金額については不当であると訴えています。翌年2016年には「それ、まるっきりコピーじゃない!」といったSamsung側からの訴えが認められるなど、Appleの勝利は覆りませんが、Samsung側の粘りは続きます。

そして、2018年。最終的にSamsungに5億3900万ドルの支払いが命じられます。ここで終わったと思いきや、またSamsungが再審を求めたりと、泥沼ズブズブ。もうこの戦いは人類が滅ぶまで終わらないのだな…。なんて思わせるほどでした。

そして、決着は突然に

この問題は今日、突如として法廷ではなく示談という形で収まりました。

7年です。スマートフォンのシェアを争う巨大メーカー同士の、7年の戦いがついに終わりを迎えたのです

この問題では、係争中にころころと金額が変わっているため、訴訟金額が注目されがちです。しかし、この7年間つづいた争いの本質はイノベーションの価値であることに間違いはありません。どのような折衷になったのか具体的には明らかにされていませんが、きちんと示談(和解)という形で決着が付いたのは喜ばしいことなのです。

Image: Peter Macdiarmid/Getty Images News/ゲッティ イメージズ
Source: ロイター

(小暮ひさのり)

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