アノマロカリスみたいにヒラヒラ〜。もちろんロボットですよん
Image: FestoHQ/YouTube

アノマロカリスみたいにヒラヒラ〜。もちろんロボットですよん

原始的な生物の形が一番効率が良いようです。

イカやエイなどが海中で泳ぐのは、大きなヒレを動かして水を掻くからですよね。同じく約5億何千万年前の古生代カンブリア紀には、身体の両脇全体がヒレだったアノマロカリスネクトカリスのような生物もいました。

これまでロボットでも平昌冬季五輪で水槽を泳ぐものや、MITの柔らかおさかなロボット「SoFi」といった魚型がありましたが、ここで一気にカンブリア紀に先祖返りしたかのように、ヒラヒラ泳ぐメカ魚が作られているのだそうな。

Video: FestoHQ/YouTube

このロボットは、ドイツの空気圧機器および次世代オートメーション技術の開発を行っているFesto(フエスト)社が作った「BionicFinWave」。かつて車輪型にトランスフォームするクモ型ロボット「BionicWheelBot」を開発した、あの会社によるものなんですね。

「BionicFinWave」は、複雑なメカニズムの動きでヒレをヒラヒラ動かし水中を進みます。ですがこれ、実は初めての試みというわけではないんです。以前にも両脇にヒレを持つこんなロボットや、背ビレと胸ビレも持つ「Sepios」なども作られたことがあったんですって。

しかし「BionicFinWave」は、上記の2種より小型でシンプル。しかもより大自然から産まれた有機的な形をしており、モーターもふたつで給電なしに自律水泳ができるのです。ちなみにモーターは頭部にあるため、身体がより生物らしく柔軟にいかなる方向にも動けるという工夫もされています。

こうした水中ロボットは、海底の環境調査に役立ちます。「BionicFinWave」はすでに水温水圧センサーも仕込まれていて、無線で外のタブレット端末に情報を提供できるよう設計されているんです。

いつの日か、「BionicFinWave」で海に沈んだアトランティス大陸や、バルト海に横たわるミレニアム・ファルコン号の謎なんかも解明できるとイイですね。


Image: YouTube
Source: YouTube (1, 2, 3) via Festo
Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文

岡本玄介

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