新たな収益を狙える?
つい先日、Facebook(フェイスブック)はグループページの管理者が月額購読課金を設定できるシステムをテスト運用中だと発表しました。
メンバーシップの料金設定は月に5ドル〜30ドル(約550円〜3,300円)。今のところは少数グループのみ対象とされているようです。たとえば、料金を払ったメンバーは限定のコンテンツにアクセスできたり、管理者から直接アドバイスをもらえたり、メンバー専用バッジやアイコンが使えたりするようになるんだとか。
このオプションの利点は、グループの管理者がコンテンツに対してのマネタイズしやすくなるところです。今のところ、管理者は無料のグループとは別に、Paypalなどの外部サービスから有料グループを作らなくてはいけない状態にあるんです。
グループの管理者はメンバーシップ料金をFacebookから直接受け取れますが、メンバーはiOSやAndroidのFacebookアプリのみで月の途中でも参加・退会できる仕組みになっています。つまり、デスクトップでの入会はできないんだそう。テスト運用中はFacebookは手数料を取らないとしていますが、本格的に始まったらそれは変わるでしょうね。
こうしてお金を払うことで有料メンバー限定のコンテンツやビデオにアクセスできるという仕組みは、TwitchやPatreonなどいろいろなプラットフォームですでに導入されています。ついにFacebookも乗り出したということですね。さて、うまくいくのでしょうか?
Image: Ronnachai Palas/Shutterstock.com
Source: Facebook
Sam Rutherford - Gizmodo US[原文]
(岩田リョウコ)