いいもん、Echo Spot買ったから!
米Amazonは7月2日より、Amazonのタブレット「Fire HD8」「Fire HD 10」をアップデート。FireタブレットからAlexaをハンズフリーで利用できて、なおかつ画面まで表示される「Show Mode」を追加します。お決まりですけど、こういった音声アシスタントの新機能はローカライズに時間がかかるので、日本ではまだ使えません。もう慣れっこだもん!
Show Modeでは、声で制御できて、天気やニュース、カレンダーなどを映像と共に楽しめるます。何かできないこともあるでしょうけど、その姿はまさにスマートディスプレイの「Amazon Echo Show」のよう! これまでも米国ではFire タブレットでAlexaを呼び出してスマートスピーカーのように使うことができたんですけど、これからはお手軽にスマートディスプレイも入手ができるってわけです。しかも1万円そこらのコストで。いいなぁ…。

Echo Showと同じく、インカメラを使ってビデオ通話もできますよ。

もちろん、こういうレシピ動画も。これはFireタブレットを選ぶ理由がまたひとつ増えましたね。

また、Show Modeを快適に利用するための周辺機器として、専用ドック「Charging Dock」がHD8、HD10用にそれぞれ発売されます。HD8用が34.99ドル(約3,900円)、HD10用が49.99ドル(約5,500円)。
専用ケースを装着したFireタブレットをドックにセットすると、自動的にShow Modeへ移行+充電開始。既存のFireタブレットのように手持ちでも使えて、使い終わったら充電を兼ねて、Show Modeとして…と、手軽になります。
Echo Showもそうですけど、こうしたビジュアルを含めたアプローチこそ、スマートすぎるスマスピの問題を解決する理想的なスマートさなんじゃないかな。
…って思っててさ、国内で発表されたディスプレイ付きのAlexa対応デバイス「Echo Spot」を見てさ、 ものすごいワクワク感と共にポチったばかりなんだけどねぇぇぇっ〜っ!

Show Modeの話を聞いて「これあれば、この子(Echo Spot)要らないじゃん…じゃん…」という喜びと嘆きが混じった声が喉の手前まで出てきました。
でも、これは日本では使えないし、国内ではEcho Showは販売されていませんし、このShow Modeもドックも日本向けに登場するかは謎です。ゆえに、Echo Spotをポチった僕の選択は間違っておらず、いわばあの日のポチりは約束された勝利のワンクリックだったのは明白です。いいもん、Echo Spotかわいいし。
まぁ、開発が米国である以上、この日本置いてけぼりの状態も致し方ない。とはわかってはいるんですけどね。それでも、隣の芝生は青く見えますし、人が買ったお弁当は美味しそうにも見えちゃいます。イノベーションが遅れて届くこの状況を嘆くのは罪ではないですよね…。