「これ何センチ?」「測ろうか? スマホで」
Googleは、かつて開発していたARプラットフォーム「Tango」対応端末にむけて、純正のARメジャーアプリ「Measure」を公開していました。
そしてこの度、アプリの対応機種を拡張。Googleの新たなARプラットフォームである「ARCore」に対応した幅広い端末で利用できるようになっています。

カメラをかざすと平面がマッピングされ、白いドットが表示されます。こうなるとマッピング完了。ドラッグして長さや高さを計測できる仕組みです。
何度か試しましたけど、正確にマッピングできていれば、多少の誤差は出ますが、ほぼ正確に測れます。ごちゃごちゃしている面は苦手なようなので、テーブルを測る時は物を片付けたほうがいいですね。

キッチンカウンターの高さを測りたい!って思ったんですけど、これは大きすぎるせいか、なかなか側面を補足してもらえずに苦戦。単色でメリハリが少ないってのも影響してそうですけど、汎用性・正確度ではやはりリアルメジャーには敵いませんね。ないよりはマシといったレベルでしょうか。
Apple(アップル)も同様に公式のメジャーアプリのリリースを予告していますけど、このテクノロジーが進化していったら、リアルメジャーの出番はもうちょっとだけ少なくなりそうな予感もしています。
メジャーでは測りにくい形状や、大きさのものも気軽に測れるといいよね!
…車とか。
2018年6月25日 12:40訂正:文中の写真の著作元情報を更新いたしました。
Photo: 小暮ひさのり
Source: Google Play
(小暮ひさのり)