どのタイミングで浪費していたかが一目瞭然。
Apple(アップル)の年次カンファレンス「WWDC 2018」にて正式に発表されたiPhoneの次期OS「iOS 12」ですが、そのベータ版から「バッテリーレベル」と「利用時間」という新機能が見つかっています。この機能らを使えば、1日のどのタイミングでバッテリーを消費したのかが綺麗なグラフから一目瞭然です。

上の画像は9to5Macに掲載されたスクリーンショット集ですが、その内容はかなり詳細です。まずスクリーンをオン/オフにしていたのがどれくらいの時間か、そして3時間毎にどれくらいスマートフォンを利用したのか、そしてバッテリー残量がどれくらい減ったのかといった情報がグラフ化されていて非常に見やすくなっています。
そしてその下には、アプリごとのバッテリーの使用量をランキング表示。これは現在のiOS 11でも表示されていますね。ちなみに、私の場合もTwitterクライアント「Tweetbot」がダントツでバッテリーを消費していました。まぁ、毎日お世話になっていますからね。
このグラフは、たとえば「iPhoneのバッテリーがなぜか急激に減る」などのシチュエーションの原因解明に役立ちます。つまり自分が使っていたアプリがバッテリーを消費したのか、あるいは自分の気づかないところで動いていたアプリがバッテリーを浪費していたのか…という判断ができるのです。
あくまでもこの機能はベータ版で見つかったものなので、正式版のiOS 12に搭載されるのかは不明です。でも見た目にもきれいなグラフ表示ですし、ぜひiOS 12に実装されてほしいですね。