2024年に引退後、国際宇宙ステーションは民営化。一般宿泊チケットはおいくら?
Image: AXIOM

2024年に引退後、国際宇宙ステーションは民営化。一般宿泊チケットはおいくら?

  • 6,432

どんな人達が行くのでしょうね。

かねてより2024年に引退することが決まっており、その後どうするの? と心配されていた国際宇宙ステーション(ISS)。今後は民間企業が買収し、宇宙飛行士でなくても遊びにいけるようになるんですって。

買収する企業はAXIOM SPACE。ここは、NASA内外の宇宙航空事業に深く関係してきた精鋭たちが立ちあげた会社です。

Video: GeekWire/YouTube

そして、プレスリリースには一般人のチケットの料金が記載されていました。

10日間で55億円

……せめてゼロがあと4つくらい少なかったら、私たちでも頑張って行けそうですが、まだまだビル・ゲイツ級の億万長者じゃないと敷居が高そう。

しかもただお金を払えば行けるものでもなく、年齢制限は医療検査に合格した21歳以上と定められており、加えて2年間みっちり特別な訓練を受けて心身を鍛えなくてはならないのです。

元ISSは改装とモジュール合体が行なわれ、「AXIOM STATION」に名を変えるとのこと。16名までが滞在できるこのステーションには、巣のように居心地の良い個室(内側が柔かい電話ボックスみたいなもの)が与えられ、はるか400km彼方の故郷を眺めながら高速インターネットを楽しむことができるんだとか。宇宙服はイタリアのブランド、モンクレールがデザインし、食事は宇宙食……ではなく宇宙基地に似合わないグルメが提供されます。

「AXIOM STATION」はただの宇宙ホテルになるのではなく、ISSが行なっていたような研究実験も引き続き可能です。それに、民間運営なのでロゴや看板などを設置し、企業からの広告も受け付けるんだそう。地上からは、きっと天体望遠鏡から広告が見えるんでしょうね。

AXIOM SPACEは2020年より事業を本格展開し、ISS引退前から引き継ぎを行なっていく予定です。もし私たちがお金の工面と訓練を乗り越えてここに辿り着けたら、みんなでピッツァを食べながら『スター・ウォーズ』鑑賞会を開きたいものですねぇ。

ウリのひとつである巨大な窓から見る、低軌道を周回するパノラマは一生モノの経験になるでしょう。かつての宇宙飛行士たちのように、未確認飛行物体を目撃できるかもしれませんよ。


Image: AXIOM SPACE
Source: AXIOM SPACE(1, 2), YouTube, THE ECONOMIC TIMES

岡本玄介

FEATURED VIDEO

Microsoft Surface Go | Hands-on

あわせて読みたい

powered by

こちらもおすすめ