電池じゃパワー不足だ! ランボルギーニがフルEVスーパーカーの開発を断念か

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  • author 岡本玄介
電池じゃパワー不足だ! ランボルギーニがフルEVスーパーカーの開発を断念か
Image: Lamborghini
開発すると発表していたEVスーパーカー「ランボルギーニ・テルツォ・ミッレニオ

今の技術が理想に追いついてないそうです。

火星の周回軌道に向けて宇宙へ飛んでいった、Tesla(テスラ)の爆速EV「ロードスター」を筆頭に、ポルシェフェラーリなど往年のスーパーカーも電気自動車(EV)の波に乗っている昨今。

では“スーパーカー”の代名詞ともいえる、あのランボルギーニはどうなのよ?って思った方々もおられるはず。ですが彼らは、バッテリーの技術的に理想とするスペックに至らないとして、ランボルギーニの車両をフルEV(電気“だけ”で走るもの)にしないことを示唆しました。

開発ディレクターのMaurizio Reggiani氏が、Automotive News主催の会合でこのようにコメントをしました。

我々の目的は、スーパー・スポーツカーを届けることです。しかしエネルギー(馬力など)と電力の観点から、バッテリーだけに頼るという選択肢は存在しないのです。

理想とするスペックは明確なビジョンがあり、Reggiani氏が求めるのは「ニュルブルクリンクのサーキットを時速300kmで3周できること」なのだとか。ですがフルEVだと、これができないと判断したわけです。

とはいえ電気と決別するわけではなくて、カウンタックから続く伝統ラインの「アヴェンタドール」と、その弟分的存在の「ウラカン」については、次のモデルでプラグイン・ハイブリッドになると予告されています。また、スーパーカーではない、ランボルギーニのコンセプトSUV「ウルス」はハイブリッド車として開発を進めています。

エンジンこそスーパーカーのすべてですからね。競合がどんどんEVスポーツを開発するなかで、こういう判断もメーカーのブランドを守るためには大切なのでは、と思います。ランボルギーニよ、永遠に…!


Image: Lamborghini
Source: Electrek via Automotive News, Autoblog 日本版

岡本玄介

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