動きがワキワキ。合体でどんな形にもなれるモジュラー式ロボット多面体「noMad」

  • author 岡本玄介
動きがワキワキ。合体でどんな形にもなれるモジュラー式ロボット多面体「noMad」
Image: BART//BRATKE

合体しまくると彫刻の森美術館みたいになります。

二足歩行だったりアームだけだったりと、ロボットにもいろいろありますよね。ですが自ら建築物になるロボットというのは、なかなか耳にしません。

それがセルフ・アッセンブリー(自己集合)するオープンソース・ロボット・システム「noMad」なのですが……平たく言っても「環境に適応し自動でその構造を変化させる、モジュラー式ロボット・ブロック」という小難しい感じに。

映像で見てもやや難解なのですが、百聞は一見にしかずです。

Video: Paul Clemens Bart/vimeo

これはロンドンに拠点を置く、建築デザイン事務所のBART//BRATKEが作ったもの。中の回転軸がモーターで回ることにより、ひとつひとつのモジュラーが大きさを変えます。そして磁力で別のモジュラーと合体し、各々が自ら考えて環境に応じた形状にトランスフォーム。その場でデザイン性のある橋やアーチや柱などの建築物になるのです。

上の動画はダイジェスト版でしたが、もうちょっと詳しく理解が深まりそうな、10分ほどの映像もご覧ください。

Video: Paul Clemens Bart/vimeo

直線的に繋げれば、あたかもロボット・アームのように動きます。しかしもっと複雑に繋げると、動き方も形状も生きているかのように予測不可能。おそらくプログラム次第では世界を飲み込むことだってできるでしょうね。

もし接続部分に強度があるなら、子供用の遊具にだってなるでしょうし、浮力があるならボートにだってなるかもしれません。災害時のシェルターにも良いでしょうし、美術館の大きなホールでウゴウゴして変化する様を見るのも興味深いかと思います。

可能性が無限にありすぎますが、こんなのが街中で動いている未来は……結構シュールな世界になりそうですね。


Image: BART//BRATKE
Video: Vimeo(1, 2
Source: Vimeo(1, 2) via BART//BRATKE, HACKADAY

岡本玄介

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