いつかこの日が来るかなって。
次期macOS モハベ。いろいろな変更点が報告されていますが、9to5Macによるとモハベのベータ版では、システム全体としてのFacebook(フェイスブック)とTwitter(ツイッター)ログイン機能が廃止されているようです。

この画像のように、システム環境設定の「インターネットアカウント」追加画面では存在が抹消されています。また、通知センターからの共有ウィジェットも利用できないようですよ。完全にバニッシュ。
理由としては、やはりプライバシーの強化の方針でしょうね。
Appleは、ユーザーのプライバシー保護を積極的に進めています。そんななか、ユーザーの情報を結構な勢いでトラッキングしているであろうSNSサービスは「やはりシステムレベルでログインさせることはできない」といった判断なのでしょう。事実iOS11ではすでに「設定」からのTwitter、Facebookのログイン設定がありませんし(個別のアプリでログインできるけどね)。
機能が統合されたり組み込まれると、確かに利便性は向上します。でも、同時にその分のリスクも背負い込む可能性も増えるわけで…。Facebookなんて本当に今、ドッタンバッタンな大変な事になっていますしね。
どこまで他社サービス、コミュニケーションと連携するか?というのは、難しいジャッジですが、時代を考えるとこの舵取りも大事なのでしょう。
Image: dolphfyn/Shuttertock.com
Source: 9to5Mac
(小暮ひさのり)