Moto Z3 Playハンズオン:Motorolaはモジュール式スマホを諦めず。あまりスマートじゃないとしても…

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  • author 塚本直樹
Moto Z3 Playハンズオン:Motorolaはモジュール式スマホを諦めず。あまりスマートじゃないとしても…
Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

いや、僕は好きですよ?

専用周辺機器「Moto Mods」でスマートフォンの新たな可能性を探るMotorola(モトローラ)。そんなMotorolaは、Zシリーズの最新作「Moto Z3 Play」を発表しました。さてさて、Moto Modsにはどんな未来が待ち受けているのでしょうか? 米GizmodoのSam Rutherford記者がレポートしていますよ。


私は、モジュラー式スマートフォンの可能性は一度来たものの去ったように感じられます。Google(グーグル)の「Project Ara」は終了し、LGは「G5」リリースした直後にその計画を諦めました。しかしMotorolaは第3世代となる「Moto Z3」をリリースしたように、その未来を諦めていないのです。

今夏以降にSIMフリーモデルが500ドル(5万5000円)からで販売されるMoto Z3 Playは、Qualcomm(クアルコム)の「Snapdragon 636」プロセッサ、4GBのRAMと32GBのストレージを搭載。本体両面はガラス素材を採用し、背面にはデュアルリアカメラが鎮座。画面は18:9の6インチ有機ELディスプレイと、ライバルスマートフォンと遜色ないスペックを達成しています。

ただMoto Z3 Playはすこし変わっており、まるで最近のソニー製スマートフォンの一部のように、本体サイドに指紋認証センサーを搭載。またバッテリー容量は3000mAhと少なめです。そしてもちろん、モジュラー式のアクセサリを本体背面に装着できます。

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Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

側面指紋認証というチョイスは興味深いです。

これらの特徴はそれほど突飛なものではありませんが、Motorolaが少しでも差別化を図ろうとしていることは心に留めておくべきでしょう。

Moto Z3 Playのウリはもちろん背面に取り付ける機能拡張モジュール「Moto Mods」で、過去2年以上に渡って20種類以上のアクセサリ、例えば15ドルのスタイラス・シェル115ドルのAlexa内蔵スマートスピーカー、ハッセルブラッドと協力した200ドルのカメラモジュールなどが登場してきました。

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Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

付属のパワー・パックを取り付けた様子。同梱されるMoto Modsのカラーやスタイルは異なります。

Moto Z3 Playに付属するパワー・パックのMoto Modsは、特徴の少ないその見た目を少し魅力的にしてくれます。パワー・パックは追加の2200mAhバッテリーを内蔵しており、裏面にはUSB Type-Cから3.5mmイヤホンジャックへの変換ドングルが内蔵されていますが、あまりスマートな方法とはいえません。

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Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

操作系では、Google(グーグル)がAndroid Pに盛り込んだジェスチャー・ナビゲーションをスキップし、独自のより改善された実装を試みています。Android Pのピル型ボタンの代わりにスリムなタブを底面に表示し、さまざまな方向にフリックすることで戻ったり、最近使ったアプリを表示したり、アプリドロワーを表示したり、ホームスクリーンに戻れるのです。

Moto Z3 Playの他のソフトウェアに関しては、Android 8.1からほとんど変更がくわえられておらず、またGoogleと協力してカメラアプリに「Google Lens」が組み込まれています。さらにMotoファンには好評なカメラのシンプルな操作でフラッシュライトを点灯できる「Moto Action」も実装されています。

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Image: Sam Rutherford/Gizmodo US

結局の所、約500ドルという価格でリリースされ、「OnePlus 6」のような他社製スマートフォンにパフォーマンスで劣る点は、Moto Modsにより相殺できると考えているようです。他社がMoto Modsのような仕組みをなぜ採用しないのかというのは興味深い議論ですが、私ははめ込み式のアクセサリが、2015年に盛り上がったモジュラー式スマートフォンのコンセプトを実現するのかどうか、今でも考え込んでしまいます。



Image: Gizmodo US

Sam Rutherford - Gizmodo US[原文
(塚本直樹)

6月8日:誤字を修正いたしました。

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