ジンバルマウントカメラでキレキレなアングルを狙え! Parrot 「Anafi」ハンズオン

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ジンバルマウントカメラでキレキレなアングルを狙え! Parrot 「Anafi」ハンズオン
Image: Patrick Lucas Austin

DJIに対抗できるか。

ちょっとした映像でも気軽にドローンを使えるようになりましたが、その分メーカー同士の競争も熱を増す一方です。今回はParrotが発表した折りたたみ式のコンパクトなドローン「Anafi」を、米GizmodoのPatrick Lucas Austin記者が体験してきました。縦にグルリとカメラが回転できる、ジンバルマウントを気に入ったようですが、果たしてそれだけで、DJIとの激しい競争に勝てるのでしょうか?


先日、ドローンメーカーのParrotが新たなモデルを発表しました。700ドル(約7万6000円)のAnafiは、どうやらDJI Mavic Airに対抗するためのモデルのようです。小型で4K HDRビデオを撮影し、ジンバルにマウントされたカメラで珍しいアングルを撮ることもできます。しかし、競争相手を脅かすには、追加の機能が少々物足りなさそうです。

Mavic Air同様、Anafiは折り畳み可能で、キャリーケースやショルダーバッグなどに簡単に収めることができます。重さは約300gで飛行時間は25分、充電にはUSB-C(追加のバッテリーは100ドル)を使用できます。4つのプロペラにはデュアルバンドのアンテナがついており、信号の強弱に合わせてスイッチすることで、飛行中の接続を安定させます。また、Anafiは帰還機能も含めた複数の飛行パターンをサポートしていますが、障害物回避は含まれていません。コンパニオンアプリを使用すれば、独自の飛行プランを作ることもできます。

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Image: Patrick Lucas Austin

Anafiの最もクールな機能といえば、やはりジンバルマウントのカメラでしょう。縦に180度回転できるので、自主制作映画などでも、普通では難しいショットを撮ることができるでしょう。Anafiは21メガピクセルのセンサーで4K HDRを撮影(16GBのSDカードが付属)でき、4K映像を切り取ることで拡大する「ロスレス」2倍ズーム機能もあります。一般的なデジタル2倍ズームも可能ですが、これはただ引き延ばすだけなので不要でしょう。

苛烈なドローン競争さえなければ、ビデオグラファーや、安くてポータブルなドローンを求めている人にもAnafiは最適だったでしょう。しかし、Mavic AirやMavic Proが被写体トラッキング、障害物回避、より速い最高速度(Anafiが時速55kmなのに対してMavicは時速68km)などを備えている以上、価格が近すぎるAnafiを選ぶのは難しいかもしれません。

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Image: Patrick Lucas Austin

しかも、ParrotのCEOであるHenri Seydoux氏は安全性を一番に考えていると言いますが、米GizmodoのPatrick Lucas Austin氏が参加したデモにおいて、そこそこ広い場所であったにも関わらず彼に衝突しそうになりました。

とはいえ、縦に回転するカメラのドローンをお求めなら、Anafiはぴったりです。発売は7月1日で、Parrotのサイトではすでに予約を開始しています。


Image: Patrick Lucas Austin
Source: Parrot

Patrick Lucas Austin - Gizmodo US[原文
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