日本での発表はいつなのでしょうか!
東京モーターショー2015で展示された「Super Cub Concept」と、東京モーターショー2017に出た「Super Cub C125」が現実のモノになろうとしています。これらの製品モデルである「Super Cub C125」が、アメリカで販売されることが決定したんです。
2017年には丸目ライトのスーパーカブが復活しました。そのデザインは1966年のスーパーカブ50を基礎とした、長らくカブらしいカブだった時代のモデルをモチーフにしたもの。ほぼまっすぐな一文字ハンドルに、やや高い位置についたライトがキャッチーでした。

しかし新たなSuper Cub C125は、本田宗一郎とホンダの名前を世界に知らしめたエポックメイキングな1958年のスーパーカブC100がモチーフです。羽ばたくようなカモメハンドル、低い位置についた丸目のライト、ハンドルカバーに備わる横長のウインカー、厚手で赤いシート、大きなレッグシールド、小ぶりな荷台etc.etc.。一つひとつのエッセンスが、始祖たるスーパーカブC100を思い出させてくれます。

その上で、アメリカ仕様はABSを標準装備。現代社会に合わせた安全対策も施されています。

C125はすでにタイでも予約が開始されています。タイの場合は実用車においてもスポーティなデザインが求められつづけてきた(見た目はとても速そうなスーパーカブもあった)のですが、古き良きを求めるトレンドはグローバルなものとなってきたのでしょうか。
で、待ち望まれるのは日本での発売ですね。スクーター天国のタイがきた。ビンテージ文化が根強いアメリカがきた。そうきたら、次は日本…ではないでしょうか。
Image: Honda Powersports
Source: Honda Powersports, MotorFan[モーターファン], YouTube
(武者良太)