映画『スターウォーズ』女優、ヘイト殺到でSNSを削除。そこで彼女へリスペクトを込めた動画がアップされる

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  • author 岡本玄介
映画『スターウォーズ』女優、ヘイト殺到でSNSを削除。そこで彼女へリスペクトを込めた動画がアップされる
Image: John Gomez/Shutterstock.com

フォースとともにあらんことを。

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で初登場した女優のケリー・マリー・トラン。ベトナム系アメリカ人の彼女は、フィンと共に長い冒険を経て、彼を慕う反乱軍の整備士ローズ・ティコを演じました。

ですが映画公開以降、彼女のInstagramは一部の『スター・ウォーズ』ファンたちからの誹謗中傷で溢れ、挙句の果てには人種や性別、さらには容姿についても差別されるヘイトむき出しのコメントが。ついにトランは投稿のすべてを削除するに至ってしまいました。今はプロフィール欄に「Afraid, but doing it anyway. (怖いけどやるしかない)」とだけ残されています。

深夜のトークショー番組『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』では、そんなトラン演じるローズにリスペクトを込めたオリジナル予告編が作成されました。トランだけでなく、女性アクターたちを勇気づけるような映像となっています。オリジナル予告編は、2:27からご覧ください。

Video: The Late Show with Stephen Colbert/YouTube

このトレーラーでは、これまた差別で叩かれた新『ゴーストバスターズ』や、女性になった新『ドクター・フー』、ついでに『リック・アンド・モーティ』のTシャツを着ただけでファンでもない女性も登場。また、この映画のタイトルは『スター・ウォーズ/ヘイトまみれのダサい男どもは黙ってろ』

動画でも語られている通り、ローズは『スター・ウォーズ』映画史上初の非白人女性で物語を牽引する大役を担ったキャラクター。一部のファンからしたら、「突然現れた新人がそんな役を演じ、しかもそれがアジア人でフィンの唇を奪うだなんて許せない!」と、アタマに血がのぼっちゃったのでしょう。

どんな作品でも、「?」と思うシーンや展開があったからといって、たとえ怒りを感じても役者自身のアイデンティティは何も悪くありません。しかも、そこに乗じて人種や性差別なんて、まったくの許されざる行為です。

ローズは劇中「憎む者と戦うのではなく、愛する者を救うのが私たちの勝ち方だ」とフィンを諭していました。一部の過剰なファンによるヘイトや中傷が、「耐え難いものである」と主張していくこういった行動を讃えたい。


Image: John Gomez/Shutterstock.com
Source: YouTube, Instagram

Julie Muncy - Gizmodo io9[原文
岡本玄介

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