小額サブスクモノが、またひとつ。
YouTubeの有料チャンネルと有料コンテンツが終了したのが、今年の1月1日。半年のあいだにYouTube MusicやYouTube Premiumといった新しい有料機能が追加されましたが、動画を提供するクリエイターにも新しい収益ツールがくるみたいですよ。
6月20日(水)からアナハイムで開催されているVidConにてYouTubeが発表したのは、YouTubeクリエイターに直接お金を渡せるサブスクリプションモデル。いわば月額課金のようなもので、支援者は月額4.99ドル(約550円)と引き換えに限定商品や限定コンテンツにアクセスできます。
まぁ、YouTube Gamingのスポンサー機能と同じことがYouTubeでもできるようになったよーと、そんな感じでしょう。すでにこの新機能を試しているYouTubeクリエイターは、普段よりも多くの収益を上げることができたそうです。ダイレクトにお金を渡せるのは、視聴者としても応援してる感があって良さげですな。
が、インディーなチャンネルにとっては苦しい状況が続きます。この月額機能は、登録者数が10万人以上のチャンネルのみ使用できるとのこと。マーチャンダイジングのパートナーやクリエイターもこれから呼び込む予定とのことですが、なんせ10万人という大台は数字以上に大きな意味をもつことになりそうです。
月額機能はまずアメリカでスタートします。いずれ国内に来た場合は、VTuber界隈の動きが気になるところですね。月額490円でキズナアイや月ノ美兎を応援できたり、あまつさえ限定コンテンツがあるとなれば、VTuber重課金ユーザーなんてのも出てくるのでは……。応援は、ほどほどに。
Image: Siarhei Dzmitryienka/Shutterstock
Source: Gizmodo US
(ヤマダユウス型)