AIが橋渡し。ってことですね。
ターミナルビルから航空機に乗り込むときに通る通路みたいなアレ。「搭乗橋」って言うらしいのですが、あれがアップデートされますよ。
成田国際空港では、国際線用として日本初となるAIを活用した自動装着機能付きの「搭乗橋」を試験導入することを発表しました。

人が操って接続している搭乗橋。
このデカイものをちゃんと航空機に接続させるって、ある意味そっちのほうがスゲエ!って思っちゃいましたけど、やはり装着精度が個人の技量に左右されるというウイークポイントもあるそうです。これは、その弱点をAIのちからで解決しようというアプローチ。
画像認証技術によって航空機のドアを認識し、ボタンを押すだけで10cm手前まで自動で移動。しかも、航空機の駐機位置がずれた場合や、悪天候などでも、蓄積された画像データを元にAIが画像判定して、ドアの位置を特定・補正して、装着位置を捉えるそうな。
技術的には完全装着もできるみたいなんですけど、安全性の担保から10cm手前でわざと止めて、マニュアルでの接続に切り替えるそうですよ。やっぱり最後は人間のチェックで安全性を確認するんですね。
導入場所は成田空港第2ターミナル 64番スポット。今年6月から画像データの取得を開始し、2019年3月には機能を実行し試験運用をスタートするようですよ。
来年3月以降は、64番スポットの「搭乗橋」接続に注目です。見えないけど、AIが頑張って橋渡しをしています。