サクッと設定から機能紹介まで。
本日7月26日は「Amazon Echo Spot」の発売日! アメリカでは昨年に販売された製品ですが、日本では初のスクリーンつきスマートスピーカーとして期待の製品。できることは、Spot専用のアプリをのぞいて、基本的に音声だけのEchoと同じです。しかしそこに視覚の情報が加わることで、さらに情報デバイスとしてスマスピの株をあげてくれそうなSpot。
ちなみに今日の朝にPrime Nowで注文して、お昼にギズモード編集部に届きました。はてはて、まずはババっと開封と行きましょうか。
いざ開封。手乗りサイズの球体フォルム



内容物は、本体と電源アダプター、マニュアル類のみ。カラーはブラックとホワイトの2色。

本体を球体をスパッと切ったようなフォルムで、スクリーンは上斜めを向いています。ちなみに別売りのスタンドを買うと、角度を自由に変えられるようになります。

さてサイズ感ですよね。一番似ているものでいうと…ソフトボールの3号球でしょうか(伝わらない)。

球体のトップには、左から音量アップ、ミュート、音量ダウンのボタン。また4つの小さなマイク穴が空いています。

後ろには、電源ポート、3.5mmのオーディオジャックがあります。ここらへんはEchoと同じ仕様で、音声の出力のみ他のスピーカーに繋ぐことも可能。
初期設定にスマホは必要なし
では設定もしていきます。
スクリーンのおかげで、Spotの初期設定にスマホはいりません。これは音声版のEchoと違うところ。とくにAmazon以外のAlexaスピーカーは、メーカーごとにアプリが違う初見破りなつくりなので、これは便利です。最初だけですが。

スクリーンはタッチパネル。すべてタッチで進めます。

スクリーンは2.5インチです。キーボード配列でもWi-Fiのパスワードくらいは打てます。

で、おなじみのアップデートに入りました。10分くらい待ちます。

ではアップデート中に、細かいところ紹介していきましょうか。まずスクリーンの上にはフロントカメラがついています。ただ顔の写真を撮ったり、後々リリースされるEcho Spot同士でのビデオ通話に使います。

アップデートの時間を利用して、EchoとGoogle Homeと比較。いま自宅のEchoを置いているスペースにそのまま置き換えられるサイズ感。
アプデ完了。サイズ感といい、置き時計みたい。

きました、見覚えのある画面! ホーム画面は、置き時計のようなインターフェース。そして全体的に丸いから、使ってないときは完全に置き時計ですね。ベゼルは太いですが、可愛らしさがあります。
ホーム画面 スワイプ1/4

ホーム画面 スワイプ2/4

ホーム画面 スワイプ3/4

ホーム画面 スワイプ4/4

ホーム画面は横にスワイプ可。天気や話題のニュースが表示されます。
じゃあ、いよいよ聞いてみますか。
「アレクサ、今日の天気は?」。

おー、画面にも温度がでた!


しかも今日の天気を聞くだけで、向こう6日の天気まで表示してくれる!
スキル(Echoのアプリ)なしでできるデフォルトの機能もいくつか試してみましょうか。
音楽

「アレクサ、何か音楽をかけて」。歌に合わせて歌詞が表示されます。
ニュース

「アレクサ、今日のニュースを聞かせて」
動画

「アレクサ、猫の動画を見せて」。Bingから検索して動画が再生されます。YouTubeやプライム・ビデオは現状、再生できません。
ショッピング

「アレクサ、水を注文して」
出来ることはEchoと一緒です。だから、今までEchoにやっていたように話し掛けてあげると、スクリーンを元気に動かし回りながら答えてくれます。
早く家に持って帰りたい
こっちから何かを言ってスピーカーが返してくれる、この体験自体は今までのスマスピで慣れているので、Spotだから驚くことはあまりありません。しかし、音声コマンドに対して画面がガンガン切り替わって行くようすは新鮮ですし、当たり前ですが、音声だけのスマスピに比べて安心感は高いです。
天気予報にしても聞き逃してもいい、という安心感。これは後々「音声だけのスマスピに戻れない!」なんて現象が起こりそうです。
Photo: 山本勇磨
Source: Amazon
(山本勇磨)