Appleの技術、危うく中国へ渡るところだった。自動運転の技術を流出させようとして元Appleエンジニアが逮捕
Image: MacCallister Higgins‏/Twitter

Appleの技術、危うく中国へ渡るところだった。自動運転の技術を流出させようとして元Appleエンジニアが逮捕

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空港で逮捕。ドラマかよ!

やはり、テック企業のバトルはキレイな争いだけでは終わらないようです。Bloombergによれば、Apple(アップル)から情報を盗み、転職先の中国企業に提供しようとしていた元従業員が逮捕されたというのです。

Xiaolang Zhang(シャオラン・チャン)容疑者は、Appleの自動運転の開発に携わっていたエンジニア。彼はAppleを退職し、中国のスタートアップ企業Xmotorsに転職すると4月に報告していました。今回の情報の違法な情報入手も、転職の手土産だったことが容易に想像がつきます。

Xiaolang Zhangは、限られた人しか見られない情報にアクセスできたと報じられています。Appleには約13万5000人の従業員がいますが、そのなかでも自動運転のプロジェクトに携わっているのは5,000人。シャオラン・チャンは、その中でも2,700人にしか与えられていないデータベースへのアクセス権を持っていました。

彼は妻のラップトップからAppleの自動運転技術に関する情報を違法にダウンロード。そしてサンノゼ国際空港のセキュリティゲートを通過し、あと一歩で搭乗…というギリギリの状況で逮捕されました。「AppleからXMotorsに機密情報を伝えたことはない」と話しており、情報もギリギリ渡っていないみたいです。

自動運転技術は現在もっとも「ホット」な分野で、AlphabetやNVIDIAといったテック企業から、Teslaといった自動車企業、Uberといったネットサービス関連企業まで、幅広く参入しています。ましてやAppleの技術なら、他社は喉から手が出るほど欲しいはず。今回の逮捕劇には、Appleもホッとしているかもしれません。

Apple製品といえばリーク情報が華みたいなところもありますが、さすがに技術のリークはダメですね。


Image: MacCallister Higgins‏/Twitter
Source: Bloomberg

(塚本直樹)

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