デスクトップ周りのオシャレ指数も上がる、間違いない。
世界中のイヤフォンやスピーカー、ポータブルヘッドフォンアンプなどがズガンと集結するイベント「ポータブルオーディオフェスティバル(ポタフェス)」が、2018年7月14日(土)〜15日(日)のあいだ、秋葉原にて開催されています。
いろーんなイヤフォンやポタアン(ポータブルヘッドフォンアンプ。持ち運びできるアンプ)を思うまま視聴できる、見て聞いて幸せなこのイベント。ポタと名前にありますがNotポータブルなモノもいくつか出展されてまして、あるクールなスピーカーに目が留まりました。
デスクトップをスタイリッシュハイエンドサウンド環境に

こちらはハイレゾプレーヤーやデスクトップオーディオをサポートするAstell&Kernのブース。Macbook Airの両サイドには、パッシブスピーカー「ACRO S1000」が、手前にはデスクトップ用の小型ヘッドフォンアンプ「ACRO L1000」が鎮座しています。この環境、コンパクトだけどイカつくてよくない?

USB-DACを内蔵した「ACRO L1000」は、USBケーブルでPCと接続します。あとは「ACRO L1000」からヘッドフォンやスピーカーに繋げればハイエンドなサウンドが楽しめるというワケなんですが、操作性も面白いんです。ちょっと見て下さい。

この手前の大きく丸い部分、ココがボリュームになってるんですね。しかも段階がすっっっごく細かい。LED表示の1段階を下げるには結構回す必要があって、回してる間もボリュームは段階的に変化します。音量が上がってもダイナミックレンジはしっかりキープ。PC作業中にこれをクイっとやって音量を変えるの、リッチ体験じゃないですか?

出力はスピーカーのほか、ヘッドフォン出力が1/4フォン、3.5mm、2.5mmのバランス、それからXLRのバランスを搭載。デスクトップのサウンド環境を司るメインプリアンプとして、音も見た目も良き存在感をアピールしてくれるでしょう。


こちらはパッシブスピーカーの「ACRO S1000」。キューブリックな本体から飛び出るように搭載されたリングラジエーター型ツイーターのユニークさといったら。でもこの形が高周波の干渉を軽減して、安定した高域を生みだしてくれるんです。サイド部分の波形加工もクール。
この「ACRO S1000」と先ほどの「ACRO L1000」を、ラップトップを挟むように設置すれば、それだけでスタイリッシュハイエンドサウンド環境の完成です。ガンメタル塗装の統一感は、ちょっとした特殊部屋感もあったり。どちらも既に販売されていますが、試聴できる量販店はそう多くないみたいですね。
やたらカッコいいCDリッピングドライブ

あと、CDリッピングドライブ「AK CD-RIPPER MKII」もカッコよかったのでご紹介。インテリアのようにも見えるこやつの重量は、なんと1260グラム。その重さは制震性に貢献していて、手持ちのCDを高音質にデータ化してくれます。USB駆動のためPCレスに使えるのも便利なトコロ。CD音源を直接ポタアンにシュート!

こちらは新製品の「ACRO SR15」。Astell&Kernが手がけるポタアンシリーズの入門機のようなポジションで、サイズも値段も手ごろなラインを目指したそう。ポタフェス会場では試聴待ちの列も見られましたよ。
「ACRO S1000」と「ACRO L1000」を、MacbookやiMacなんかと組み合わせたら、なんかもうアルミやらガンメタルやらの渋滞でカッコ良さしかないですよね。スピーカーってインテリアでもあるし、置いててテンションが上がるかどうかは大事、大事ですよ。
Photo: ヤマダユウス型
Source: ポタフェス2018
(ヤマダユウス型)