見やすさは折り紙つき。電子ペーパーだけに。
電子ペーパーは、周囲の反射光を活かした見やすい表示と、抜きん出た省電力性が特徴のディスプレイです。そんな電子ペーパータブレットに、Android OSを搭載した「Boox Note S」が登場しました。
Android搭載で、小回りが効く
Boox Note Sは、OSに「Android 6.0」を搭載し、Google Play Storeからアプリをインストールできます。すべてのアプリが起動できるかはわかりませんが…、これはAndroidを搭載しているならではですね。

電子書籍を読んだり、さまざまな画像や(白黒の)動画、音楽ファイルが楽しめます。RAM容量は1GB/内蔵ストレージは16GBとやや頼りないのですが、このあたりは閲覧用端末としての割り切りでしょう。

Boox Note Sの画面の大きさは9.7インチ。1,200×825ドットのCartaパネルを搭載します。Cartaパネルは、電子ペーパーで有名なE Ink社のパネル。大きさはA5よりやや小さいサイズで、文庫本サイズの読書にもいいですね。またステレオスピーカーを搭載しているので、オーディオブックなども楽しめます。
電子メモとしても使えるの良いね

Boox Note Sは、1,024段階の筆圧検知が可能なHanvonスタイラスで、ペン入力もできますよ。文書へのハイライトや注釈入れ、メモ、お絵かきに便利かも。またパネル面の硬度は7H相当で、傷がつきにくくなっています。
「Boox Note S」はAmazonにて4万9800円で販売中。また、SKTNETSHOPで8月中旬より販売されます。読書だけでなくて、Android OSで自由に色んなツールが使いたい、そんな欲張りさんにピッタリな1台でないでしょうか。