はたしてどちらが勝者に…。
2019年、いよいよ「折りたたみスマートフォン」が登場するといわれています。開けば大画面、閉じればコンパクトと、スマートフォンとタブレット端末のいいとこ取りになりそうなこのスタイルですが、どうやらHuawei(ファーウェイ)が世界で初めて投入するメーカーかもしれません。
Nikkei Asisan Reviewの報道によると、Huaweiの折りたたみスマートフォンの有機ELディスプレイは中国BOEが製造を担当。初期生産量はかなり限られる(2〜3万台?)と予測されています。それでも世界初の称号を勝ち取るため、戦略的に端末が投入されるんだそう。
なお、Samsungはすでに2019年に折りたたみスマートフォンを投入すると明言しており、1月に開催される「CES 2019」か2月に開催される「MWC 2019」での発表が期待されています。ということは、Huaweiは2019年の1月のそれも早い時期に製品を発表する必要があり、かなり押したスケジュールになることが予測されます。
2019年にもスマートフォンの販売台数でAppleを上回ると予測されているHuaweiですが、その技術力には目を見張る物があります。たとえば今年投入されたトリプルカメラ搭載端末「P20 Pro」は、暗所撮影ではiPhoneやGalaxyを大きく上回るパフォーマンスを発揮してくれます。
これまでスマートフォンの歴史はAppleが作ってきましたが、いよいよHuaweiがその先陣を切り開く時代が来るのかもしれません。
Image: Alexander Tolstykh/Shutterstock.com
Source: Nikkei Asisan Review, The Wall Street Journal, Digital Trends
(塚本直樹)