お金持ちはiPhoneを使う傾向があるらしい

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  • author Rina Fukazu
お金持ちはiPhoneを使う傾向があるらしい
Image: hurricanehank/Shutterstock.com

富の象徴。

見た目や持ち物から判断して、あの人はお金持ちだとかそうじゃないとか決めつけるのは望ましいことじゃありません。いっぽう、もっとアカデミック/ビジネスの視点で裕福な人を象徴づけるブランドを考えるとき、どの携帯電話を使っているかがひとつの基準になりうることが最新の調査で明らかになりました。

消費者行動とメディア消費から、人口統計学的な情報をどのように推測できるかについて着目したNational Bureau of Economic Researchでは、シカゴ大学の研究チームが裕福なシンボルとしてiPhoneが挙げられるだろうと発表しました。

研究では、単身、既婚、扶養の有無などの世帯別で、所得がトップ4分の1に分類される人々を「高所得者」と定義。たとえば「自宅に自動食器洗い機がありますか」など、特定の家電やブランド製品の所有や購買に関する質問への回答に基づいて、研究者らが高所得かそうでないかを振りわける調査を行ないました。その結果から、iPhoneを持っているという条件下では、69%の確率で回答者が高所得であることを特定できたそう。

もちろん、iPhoneを持っている人がみんなお金持ちであるという話ではありません。ですが、Business Insiderの調査によれば、高所得層に含まれるかどうかを判断するうえで「信頼できる指標」として、iPhoneの所有が位置づけられたということなのです。

ただし、見落としてはいけない点も。最新のiPhone Xが高価であることは周知の通りですが、今回の調査で多くを占めていたのが古いモデルだったということです。昨年、iPhone XやiPhone 8の発売前に流通しているすべてのiPhoneを調査したNewzooによると、当時出回っているiPhoneのうち19%はiPhone 7(とiPhone 7 Plus)、残りの81%はiPhone 6sからiPhone 4(2010年発売)が占めていました。だから、みんながみんな最新iPhoneというわけでもなさそうです。

ちなみにAppleでは、バッテリーが劣化したiPhoneの性能を意図的に落としていたことが明らかになったこともありましたが、結局のところ現在もサポートを継続しています。現在のAppleのOSバージョン「iOS 11」はiPhone 5S(2013年発売)以降の5世代に対応していて、今年iOS 12がリリースされてからも引き続きこれらすべての世代(と、新たに発表されるであろうiPhoneなんちゃら)への対応が予定されています。

最後に、約25年前と約15年前に行なわれた調査結果もおさらいしましょう。高所得者を象徴づける指標として、1992年は自動食器洗い機または留守番電話、2004年には新車を買うか、PCの所有などがありました。

10年後、20年後にはどんなアイテムが富の象徴と位置づけられるんでしょうか。


Image: hurricanehank/Shutterstock.com
Source: 9to5Mac, Business Insider, National Bureau of Economic Research

AJ Dellinger - Gizmodo US[原文
(Rina Fukazu)

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