デジタルに強いメーカーならではの戦略ですね。
JBLが、Bluetoothヘッドホンのニューモデル「EVEREST 710GA」と「EVEREST 310GA」、Bluetoothイヤホンの「EVEREST 110GA」を8月10日に発売しますよ。
これら全部まとめたEVEREST GAシリーズ最大の特徴は、音声アシスタントの「Google アシスタント」に対応しているところ。すでにBoseやソニーのヘッドフォンでも搭載されていますし、ノイズキャンセリング、Bluetoothに続く新たなトレンドとなるかもしれません。

ヘッドホン、イヤホンをつけながら「OK Google」と話しかけるのではなく、ヘッドホンの「EVEREST 710GA」と「EVEREST 310GA」はイヤーカップを指でタップ、イヤホンの「EVEREST 110GA」はリモコン操作で、Google アシスタントがコマンド受付モードになります。

ヘッドホン・イヤホン側にGoogle アシスタントコントロールの回路が入っているわけではなく、ペアリングしているスマートフォンの「Google アシスタント」アプリ経由のアクセスとなります。とはいってもバックグラウンドで動かしていれば問題ナシ。「J-popかけて」「ニュースを教えて」「渋谷の天気予報教えて」と、Google アシスタントの機能をコントロールできます。
Google アシスタントヘッドホン、イヤホンのいいところは、ボリュームを上げていてもこっちの声を着実に捉えてくれるところ。通勤通学中の音楽リスニングやニュースチェックが捗ること間違いありません。
まだ実機の音は聞いていないのですが、「EVEREST 710GA」のベースモデルだと思われるEVEREST 700のサウンドを思い出すに、キャッチーな低音とクリアな中高音の組み合わせかな。カジュアルなデザインですが、曲のジャンルを選ばない懐の深さがあると予想しちゃいます。
Image: JBL by HARMAN(1, 2, 3)
Source: ハーマンインターナショナル
(武者良太)