ひとつの帽子のメッセージが引き起こした、レストランのレビュー合戦
Image: John M. Chase/Shutterstock.com

ひとつの帽子のメッセージが引き起こした、レストランのレビュー合戦

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それは「MAGAハット」と呼ばれるあの帽子でした。

カナダ・バンクーバーの人気観光地のひとつスタンレーパークにあるレストランでのできごと。そのレストランのマネージャーが「Make America Great Again」と書かれた帽子をかぶった客へのサービスを断ったことが、ビジネスレビューサイト合戦まで発展してしまいました。「Make America Great Again(MAGA)」は、ドナルド・トランプ大統領が選挙で使用したスローガンのことです。

CBCによると、一連のやりとりはこんな感じ。トランプ大統領のスローガンが入った帽子をかぶったお客さんが入店し、パティオ席に通されます。その後、マネージャーのDarin Hodgeさんが帽子を脱ぐようにそのお客さんにお願い。お客はこの帽子をかぶる権利があると、脱ぐことを拒否します。するとマネージャーは、その帽子をかぶり続けるなら、サービスを拒否すると返答。お客は帰ります。その後、マネージャーが「寛容の理念」という会社のルールを破ったということでクビになる、という流れです。

マネージャーはこの件について後悔はないと話しているそう。彼のFacebookには「自分のしたことは正しいと思っている。MAGAハットは人種差別、偏見、イスラム嫌悪、女性蔑視、白人優位主義、そして同性愛嫌悪を象徴していると思うから」と投稿しています。

しかし、ネットの世界はここで話を終わらせるわけがなかった…。MAGAハットをかぶった男がレストランから追い出されたと話が広がると、ローカルビジネスレビューサイトYelp(イェルプ)にトランプ支持者が現れ、低評価をつけ始めたのです。

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Image: Yelp

「このレストランはアメリカ人へのサービスを拒否する反アメリカ派だ」「本当のこととフェイクニュースの区別のつかない単純な頭のマネージャーがただの帽子ひとつで客を拒否した。最悪な店だ」「トランプ支持者を差別している」などのコメントとともに、星ひとつという最低評価が並んでいます。

つい先日、ホワイトハウスのサンダース報道官が接客を拒否されたことで、そのレストランでもYelp合戦に発展したところ。みんなが食事をする場所で、政治的な考えの違いから接客拒否があったり、レビューでおとしめるようなケンカがはじまるようじゃ、困っちゃいますね…。


Image: John M. Chase/Shutterstock.com
Source: CBC

AJ Dellinger - Gizmodo US[原文
(岩田リョウコ)

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