右手のタトゥー・ガン義手でギネス世界記録を貰ったフランス人彫師

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  • author 岡本玄介
右手のタトゥー・ガン義手でギネス世界記録を貰ったフランス人彫師
Image: Guinness World Records/YouTube

まるで『ライダーマン』か『仮面ライダースーパー1』。

3Dプリンターの普及で、かつてより安く早く作られるようになった義手や義足などの義肢パーツ。子どもたちにはディズニーが版権をフリーで提供し、『アイアンマン』や『アナと雪の女王』、『スター・ウォーズ』をモチーフにした義手を作る企業もあり、カスタム・メイドの義指に特化した会社も。今は身体にハンデを負ってしまった人たちが、前向きになりやすい社会になりつつあります。

そのおかげか、最近はそうした義肢に機能を持たせることも十分可能になりました。

フランス人タトゥー・アーティストのJC・シェイタンさんは、右腕の義手がスチームパンクなタトゥー・ガンになっており、しかも世界初の機能義手としてギネス世界記録に認定されたというから凄い時代になったなぁと思うワケです。

Video: Guinness World Records/YouTube

短くて軽い、小回りが利くタイプの義手にも換装できます。

義手は紀元前1000年のころから存在したと言われており、本来では指が5本あって人間と同じ機能を目指すのが一般的かと思います。ですがこの場合は仕事専用で、あたかもロボット・アームのよう。人間タトゥー・ガンになりきれてしまうがスゴいですよね。その上でデザイン性があってカッコ良いというのがもう最高じゃないですか。

JCさんは10歳のときに右腕を失ったものの、まだ若かったのですぐに左利きにスイッチできたのだそうです。最初は左手でタトゥーを入れ始め、次第に自分のパーラーを持ち、店を映画『マッドマックス』風に改装していったとのこと。そこでアーティストのJL・ゴンザルと出会い、このタトゥー・ガン・アームを作ってもらったのでした。

以降は口コミで有名になり、今ではこのアームがあろうがなかろうがタトゥーを入れて欲しいと訪ねてくる人もいるくらいになったとのこと。自分の能力を伸ばす、まさにアタッチメントとなっているこの義手。JCさんはこれで人生が変わったのでしょうね。とても目が輝いて見えます。


Image: YouTube
Source: YouTube

岡本玄介

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