ドキドキさせてあげよう、ショック死しない程度に。心拍数に合わせて恐怖を調節する、ドSなVRホラーゲーム『Bring to Light』

  • author 岡本玄介
ドキドキさせてあげよう、ショック死しない程度に。心拍数に合わせて恐怖を調節する、ドSなVRホラーゲーム『Bring to Light』
Image: Red Meat Games/YouTube

違った意味で、ゲームに心臓を握られます。

絶体絶命感マシマシのVRでプレイするホラーゲームほど怖いものはないかと思いますが、13日の金曜日に発売されたばかりのゲーム『Bring to Light』は、その恐怖をプレイヤーの心拍数に合わせて増減させてくる、恐ろしい一本となっています。

モニタリングしている心拍数に合わせて、ゲーム側が恐怖の度合いを調節するだなんて前代未聞ですよね? ですがテクノロジーの融合により、そんなことが可能になったのです。

Video: Red Meat Games/YouTube

都会の地下鉄に乗っていたアナタは、突然の災害で地下空間に閉じ込められてしまう。出口を探して奥深くへ行くにしたがい、災害は最悪なものになるのだった……

プレイヤーが遭遇するのは、地下空間に広がる古代神殿や巨大な人喰いクリーチャーのようです。そして心拍数が低く平常心でいると、ゲームはクリーチャーを頻繁に登場させたり、扉をガタガタと揺らしたりと怖がらせにくるよう作られています。

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Image: STEAM

ですが心拍数が高すぎると、ホントにショック死されたり過度のストレスでゲームが嫌にならないよう、恐ろしさは軽減されるのです。つまり自分が感じる恐怖の度合いで、手綱を締めたり緩めたりする、超ドSなゲームに設計されているってワケなのです。

これは業界初の試みなのですが、 STEAMによると現在利用できる心拍計は、Bluetooth接続でリアルタイムな心拍数をフィードバックできる「Polar H10」「Scosche Rhythm」の2種類だけなのだそうです。そしてこの技術は、オンタリオ州にあるウォータールー大学ゲーム学院博士号課程にいる、ジュディー・エレントラウトさんによる手助けを得て完成させました。

もしこのゲームが怖くなくても、パズルクエストで充分楽しめるようになっています。真夏の肝試し代わりに、いっちょ試してみてはいかがでしょう?


Image: YouTube, STEAM
Source: YouTube, CBC via STEAM

岡本玄介

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